お知らせ

2026.02.16(月)

衛星地球観測の30年を振り返る!
地球観測研究センター特別インタビュー!

『JAXA地球観測データ利用30周年』特集の第12弾では、地球観測研究センター(EORC)関係者のインタビュー動画についてご紹介いたします。

今回インタビュアーを務めたのは、ここ3年間でEORCに配属された若手メンバーです。皆1995年設立当時のEORCの様子を知らない世代です。この30年の振り返りを目的とし、EORCの設立当時のお話や、”研究”センターとしての研究の位置づけ、将来の地球観測への期待について、網羅的に伺いました。インタビューを通して、当時の地球観測や現在までの変遷を垣間見ることができました。

EORC設立当時のお話を深堀り

EORCの前身となる地球観測センター(EOC)が開設されたのが1978年。その後EORCが設立された1995年頃は、ロケットの能力向上に伴って、人工衛星の能力も上がり、センサ技術・データ解析技術も格段に向上していく時代でした。日本の衛星地球観測の黎明期における世界の潮流や、設立当時のEORCが担っていた役割について、EORC初代センター長の田中佐さんに伺いました。

(インタビュアーより)
田中佐さんは、日本の地球観測衛星黎明期を支えてきたまさにレジェンドだと感じました。インタビュアーの若手は終始緊張していましたが、田中さんが気さくに語り掛けてくださったことで、とても和やかな雰囲気で締めることが出来ました。

詳しくは、YouTubeサテナビチャンネルをご覧ください。

【祝30周年】初代EORCセンター長に語ってもらいました!!【記念インタビュー#1】

②EORCによる地球観測研究の意義を深堀り

地球観測研究センターの英語名であるEarth Observation Research Center(EORC)。過去30年に渡って、英語名は変わっていません。中でも、センターの名称に「研究」という名前が入っている通り、日本の地球観測研究を、大学や他機関の研究者らと担ってきたのがEORCです。設立当時から衛星データを利用した研究を積み重ね、30年経った今ではその成果は災害監視や気候変動監視、農林水産業といった社会のさまざまな分野に還元されるようになってきました。
そこで改めて初心に返り、EORCが地球観測研究を行う社会的な意義について、EORC元センター長/東京大学名誉教授の中島映至先生に伺いました。

(インタビュアーより)
EORC設立から30年にわたり地球観測研究を牽引されてきた中島先生に、入構2年目の若輩者である私たちがインタビューをさせていただく機会を頂戴し、大変光栄に感じました。日頃EORCにて取り組んでいる業務や研究活動が、地球観測研究においていかに重要な役割を果たしているのかを改めて実感するとともに、身の引き締まる思いです。「誰にも理解できない研究を自分でやろう!」という先生の言葉に背中を押され、これからも胸を躍らせながら研究活動に励んでいきたいと思います。

詳しくは、YouTubeサテナビチャンネルをご覧ください。

【祝30周年】東京大学名誉教授/元EORCセンター長に語ってもらいました!!【記念インタビュー#2】

将来の衛星地球観測を深掘り

EORCの設立当時に比べ、地球観測衛星の数が増え、より定常的に観測がなされるようになってきたここ近年では、宇宙開発への民間企業の参入が活発になり、宇宙開発のフィールドが多様化しています。さらに、将来の衛星地球観測では、衛星データの社会的な価値を踏まえ、逆算して計画を立てる「バックキャスト型」のミッション設定が重視されるようになってきており、JAXAとして求められる役割が徐々に変化していると感じることが増えてきました。
この「衛星地球観測の転換期」において、JAXAやEORCに期待される役割や、次世代の衛星による地球観測が向かっていく未来について、EORC参与/名古屋大学教授の高橋暢宏先生に伺いました。

(インタビュアーより)
長年衛星データを使って研究をされてきた高橋先生が語られる衛星観測の重要性は、非常に説得力があると感じました。最先端の技術開発も重要だけれども、同じ観測を長い間続けること、つまりこれまでの衛星データの蓄積そのものが地球社会にとって不可欠な知識基盤であるということを強調されていたのがとくに印象的でした。日本の衛星地球観測の将来を考えるうえで忘れてはならない大切な視座をいただきました。

詳しくは、YouTubeサテナビチャンネルをご覧ください。

【祝30周年】衛星地球観測のキーパーソンに語ってもらいました!!【記念インタビュー#3】

最後に

地球観測の30年を振り返るインタビューを通して、次の30年の地球観測研究を、我々若手が切り拓いていく必要があると実感しました。衛星による地球観測データがより皆さんの生活とつながる未来を目指して、新規ミッションの創設や、地球観測衛星を使った利用研究を進めていきます。

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