お知らせ

2023.03.31(金)

地球環境変動観測ミッション(GCOM)に関する感謝状贈呈について

JAXAが2012年5月に打ち上げた水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W)と2017年12月に打ち上げた気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)は、それぞれ運用10周年、5周年を迎え、両衛星で構成する地球環境変動観測ミッション(GCOM)が目指す電波と光による全球の長期変動観測を順調に継続しています。
これまで、GCOM両衛星のミッション達成に大きく貢献いただいたメーカ各社ならびにサイエンス関係者各位に深く感謝の意を表しまして、3月27日(月)にJAXAの東京事務所を会場に贈呈式を開催いたしました。
贈呈式では、JAXA第一宇宙技術部門長である寺田理事より、7社、4団体と1個人の皆様に感謝状及び副賞を贈呈させていただきました。
JAXAは、より価値のある長期データセットの実現をめざして、GCOM両衛星の観測を継続する予定です。JAXA第一宇宙技術部門は、機構外からのこれまでのご尽力・ご貢献に心から感謝するとともに、関係者各位の今後ますますのご活躍、ならびに、GCOMへの引き続きのご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い致します。

-GCOM両衛星のミッション達成に大きく貢献いただいた関係者各位-

「日本電気株式会社」殿
日本電気株式会社殿は、宇宙システム統括部殿において、両衛星および「しきさい」のセンサの設計・開発・運用の全般に、ナショナルセキュリティ・ソリューション統括部殿において、両衛星の地上システムの開発・運用の全体に、NECスペーステクノロジー株式会社殿において、衛星・センサの製造・試験に、各々大きく貢献されました。

「三菱電機株式会社」殿
 三菱電機殿は、「しずく」搭載の高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)の開発とその軌道上性能評価に大きく貢献されました。

「三菱電機ソフトウエア株式会社」殿
三菱電機ソフトウエア殿は、「しずく」搭載の高性能マイクロ波放射計2(AMSR2)のソフトウェアや地上処理設備の開発、軌道上校正に大きく貢献されました。

「宇宙技術開発株式会社」殿
宇宙技術開発株式会社殿は、「しずく」「しきさい」両衛星の衛星管制運用に、大きく貢献されました。

「TISソリューションリンク株式会社」殿
TISソリューションリンク株式会社殿は、「しずく」「しきさい」両衛星の衛星管制システムの開発および維持管理に、大きく貢献されました。

「富士通株式会社」殿
富士通株式会社殿は、「しずく」および「しきさい」の衛星管制システムデータ処理部の開発および維持管理に、大きく貢献されました。

「一般財団法人リモート・センシング技術センター」殿
一般財団法人リモート・センシング技術センター殿は、「しずく」と「しきさい」のミッション運用系システムの運用やプロダクト開発、「しきさい」の利用促進等に大きく貢献されました。

「地球観測に関する科学アドバイザリ委員会  AMSR分科会」殿
地球観測に関する科学アドバイザリ委員会  AMSR分科会殿は、サイエンス・実利用の両面において、「しずく」のミッション設計や利用実証の推進に貢献されました。

「AMSR3& GCOM-Wサイエンスチーム」殿
AMSR3 & GCOM-Wサイエンスチーム殿は、「しずく」のプロダクトの開発やサイエンス・実利用への応用等に貢献されました。

「地球観測に関する科学アドバイザリ委員会 SGLI分科会」殿
地球観測に関する科学アドバイザリ委員会  SGLI分科会 殿は、サイエンス・実利用の両面において、「しきさい」のミッション設計や利用実証の推進に貢献されました。

「GCOM-Cサイエンスチーム」殿
GCOM-Cサイエンスチーム殿は、「しきさい」のプロダクトの開発やサイエンス・実利用への応用等に貢献されました。

「故・下田 陽久」殿
東海大学名誉教授の下田陽久先生は、平成31年にご逝去される直前まで、AMSRおよびSGLI分科会の前身であるGCOM総合委員会の委員長を長年務められ、その指導力で、GCOMプログラムの実現に多大な貢献をされました。

3月27日(月)JAXA東京事務所にてGCOM感謝状贈呈式を開催
寺田第一宇宙技術部門長の挨拶
関係者による集合写真

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