イベント

2023.12.06(水)

TBS主催 SDGs×体験型学びイベント「地球を笑顔にする広場2023秋」にJAXA第一宇宙技術部門が出展!<事後レポート>

気候変動2023特設サイトに掲載中の人工衛星で観測した今年の地球の様子について、「地球を笑顔にする広場2023秋」(TBS・東京都港区)で紹介し、参加された方々と一緒にこれからの地球のためにできることを話し合いました。

宇宙から考えるJAXAのSDGs① (11月9, 10日)

TBS Tech Design Xにて「宇宙から考えるJAXAのSDGs①」を開催しました。
ISAS宇宙科学研究所の春山純一氏によるJAXAが着陸を目指す月の講義、第一宇宙技術部門の岡綾乃氏による地球観測衛星が取り組むSDGsの講義、SLIM・H-IIAロケットのAR体験を組み合わせた授業パッケージを計10回実施しました。 地球を約90分で一周し、24時間365日活動する地球観測衛星は、地球上の様々なデータを取得しています。これらの蓄積された観測データは、温暖化の一因と言われる気候変動への具体的な対策への取り組みなど、SDGsへの貢献が期待されています。

東京都港区の青山小学校、芝浦小学校の5,6年生の校外学習を中心に、計190名の方々にご参加頂きました。

宇宙から考えるJAXAのSDGs②  (11月11,12日)

赤坂サカス広場にて、とても暑かった今年の夏が地球全体でどんな状態だったか、人工衛星で観測した画像を中心に紹介しました。

・北極、南極の海氷
南極の海氷面積は、2023年に最小を記録しました。北極、南極に住む生き物について問いかけ、気候変動の影響で海氷が減少したことでコウテイペンギンの多くのヒナが成長前に命を落としたというニュースを伝えました。子どもたちは「かわいそう」という声を上げ、真剣な眼差しで耳を傾けてくれました。

・ブラジルのアマゾン熱帯林の減少
昔と今の衛星画像を比較し、森林が減少していること、またそれにより生物多様性が失われつつあることについて話し合いました。

・気候変動の原因とこれからの未来
気候変動として地球の温暖化の原因を聞くと、小学生のお子さんも二酸化炭素(などの温室効果ガスの増加)が原因と答えてくれました。また、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)による近年の気温上昇、さらに今後の予測を紹介。大変暑かった今年の夏でも近年より2℃以下の上昇だったのに対し、何も人類が対策しないと世界の気温上昇が5℃を超えてしまうことが深刻であること、また、人類が今度どれだけ温室効果ガスを減らせるかで世界の気温上昇を抑制できることについて説明しました。

二酸化炭素を減らすために、資源をリサイクルする、残さず食べる、電気をこまめに消す、公共交通機関を使うなど(車をできるだけ使わないようにお父さん、お母さんに言っているんだというお子さんも。)小学生から大人の方まで活動していること(MY ACTION)を積極的に発言してくれました。JAXAからも、これらの工夫に加え、エコラベルのついた環境に優しい商品の購入などを紹介しています。

講演に熱心に耳を傾ける小学生たちや、勉強になったと感想を述べてくれる大人たちの姿を見て、地球の未来を担う一人ひとりが、今回のイベントをきっかけに、地球環境について考える機会を持ってもらえればと願っています。

ブースでは、講演の他にも、ポスター展示、SLIM・H-IIAロケットのAR体験、衛星画像のオリジナル缶バッジ製作体験を行い、計295名の方々に足を運んで頂きました。

特に人気が高かったのは缶バッジ製作体験でした。全12種類の衛星画像や衛星のデザインから、どれを選ぶか迷う方も多くいました。なかでも、自分が住んでいる場所が写っているかどうかを、スタッフに確認しながらじっくりと選ぶ方が目立ちました。衛星画像に親しむきっかけとなったようで、今後のイベントでも実施を検討しておりますので、ご期待下さい。

【イベント概要】
「地球を笑顔にする広場 地球を守れ!君こそ未来ヒーローズ」

関連サイト
気候変動2023特設サイト

協力:相模原市、TBS

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