地球を見る衛星(地球観測分野)
雲エアロゾル放射ミッション/雲プロファイリングレーダ
「EarthCARE/CPR」

2015年9月8日
雲プロファイリングレーダ「CPR」ロゴが決まりました
日本と欧州が協力して開発を進める人工衛星「EarthCARE」に搭載される観測装置の雲プロファイリングレーダ(CPR)のロゴが決まりました。
EarthCARE(上)とCPR(下)
EarthCAREは、地球の気候に影響を及ぼしているとされる要因の一つの雲・エアロゾルを宇宙から広範囲に観測して、将来の気候変動の予測精度を向上させることを目的にしている人工衛星です。EarthCAREには4つの観測装置が搭載されますが、そのうちの1つの「雲プロファイリングレーダ」(CPR)は日本が開発を担当しています。このCPRは世界で初めて雲の中の粒子が上下に動く速度まで測れるようになるなど、雲に関わる情報を詳細に観測できるのが特徴です。
CPRロゴは、全体で雲のフォルムを表現し、赤い丸は日本の「日の丸」と、空を駆けるCPRの動きと形態をイメージしています。これにより雲の観測に特化した観測装置であるCPRを表現するものとなっています。
日本語 |
英語 |