JAXA(宇宙航空研究開発機構)第一衛星利用ミッション本部では、地球観測衛星、通信・測位衛星を中心とした安全、安心で豊かな暮らしを実現する人工衛星を開発しています。

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企画の立案/いぶき(GOSAT)プロジェクト 中村 俊之

人工衛星プロジェクトを支えている人たちにインタビューしました。

新しい人工衛星の機能や性能を決めていく

Q.中村さんが現在担当されているお仕事を教えてください。

A.僕が所属している部署は「GOSATプロジェクトチーム」といって、GOSATという人工衛星を開発しています。GOSATの目的は、温室効果をもたらすガスである二酸化炭素の濃度分布を宇宙から観測して、「京都議定書」で義務づけられた二酸化炭素の排出量を削減することに貢献することです。

Q.衛星はどこまで開発が進んでいるのですか?

まだスタートしたばかりのプロジェクトで、今はまだそういった衛星をこれから作っていこうという段階にあります。つまり「企画」の段階です。

Q.衛星プロジェクトの企画とはどういったお仕事なのですか?

企画の仕事としては、
  1. 人工衛星の目的、ミッションの決定
  2. 開発方針、開発計画、経費の決定
  3. 新規開発要素の設定
  4. 人工衛星の細かい仕様の比較検討
    (たとえば打上げロケットは何にするか、軌道の高さはどのくらいにするか、衛星の形状はどんな形にするか、質量や消費電力の計算、バッテリはどんな種類のものを何台載せるか、通信機やアンテナを何台載せるか、姿勢制御精度はどのくらいにするか、推進薬は何kg載せるか)
などがあります。僕はシステムエンジニアなので、人工衛星が動くために必要な太陽電池パドルやバッテリなどの基本的な機械をどれだけどこにどんな種類のものを取り付けたらいいか、調査したり検討したりしています。

Q.人工衛星の企画でどんなときにやりがいを感じますか?

いぶき(GOSAT) プロジェクト 中村 俊之
企画段階の仕事は、新しい人工衛星の機能や性能を決めていく過程であり、まさに「創造」の喜びがあります。人工衛星でどんなミッションを行うのか、そのミッションを達成するためには、どんな機能が必要なのかなど色々考えているときは、できるだけ良い衛星を創ろう!っていう気持ちでガンバっちゃいます。

Q.中村さんが宇宙開発を志したきっかけは何だったのですか?

何といっても「スタートレックTM」でしょう。大学生時代かなりはまっていました。

Q.今後JAXAでどんなことをやりたいですか?

産業に繋がる宇宙開発をしたいですね。将来、日本の企業が宇宙機の開発で世界をリードしつづけるように、基盤技術を宇宙で実証していきたいと思います。基本は、私たちの生活に密着した宇宙機開発です。

Q.宇宙開発をしていなかったら、今何をしていると思いますか?

子供の頃は歌やダンスが大好きだったので、歌って踊れるシンガーになっていたかも (笑)

Q.中村さんのマイブームを教えてください!

いぶき(GOSAT) プロジェクト 中村 俊之
うーん、そうだなー、「犬夜叉」にはまっているかな。毎週必ず見ます。見れないときはビデオに録っています。あと、F1も好きです。佐藤琢磨最高! 基本的に勝負事が好きなんですよ。だから野球とかサッカーとかも好きですね。もっぱらテレビで巨人観戦しています。チケットがなかなか取れないからね・・・

Q.最後に読者の方々へ一言お願いします!

何事も最後まで諦めないで頑張れば必ず成功する! 夢を諦めないで頑張っていれば、夢は必ず叶います。

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いぶき(GOSAT)プロジェクト 中村 俊之
プロフィール
福岡県生まれ。東北大学大学院工学研究科電気及通信工学を専攻。
学生時代には数々のアルバイトを経験し、中にはホワイトデーの販売員というロマンティックなお仕事もされたそうです。
JAXAに入ってからは主に人工衛星の開発に携わっていらっしゃいます。

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