人工衛星プロジェクト GPM/DPRをご紹介します。
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雨粒を二つのレーダで同時観測!
世界最強の二周波レーダがスゴイ!
全球降水観測主衛星に搭載される二周波降水レーダ(DPR: Dual-frequency Precipitation Radar)は、Ku帯とKa帯という2つの周波数帯を持つ2台のレーダで構成されます。
Ka帯は弱い雨や雪の観測が得意、一方Ku帯は強い雨の検出が得意とそれぞれ特長を持っているのですが、それらで同じ対象を同時に観測することによって、強い雨から弱い雪まで、降水の全てをこれまでにないほど正確に観測することができるようになります。
この二周波降水レーダによる観測の大きな特長は、2台のレーダが放射するビームを対象となる雨粒や雪にきちんと同時に当てることなのですが、DPRはこのような難しいレーダビームの微調整も地上局から制御できるというとても優れた仕組みを持っています。
前身となる熱帯降雨衛星(TRMM)に搭載されている降雨レーダよりはるかに高性能な二周波降水レーダは、日本が世界に誇る高度な技術が可能にしたもので、GPM全体システムの核となる主衛星に搭載されます。

雨の強さもばっちりわかる!
マイクロ波放射計がスゴイ!

雨粒がマイクロ波という小さな波を出しているって知っていましたか? ちょっとびっくりですね。そしてそのマイクロ波の強さを測定して、雨の強さを計測してしまおうというのがマイクロ波放射計。雨粒の量が増えると、放射されるマイクロ波が強くなることを利用しています。また、雨が非常に強くなった時に、下の方で放射されたマイクロ波自身が上の方の雨に吸収される効果や、上空にある雪や氷晶などによってマイクロ波が散乱される効果の違いを利用して、複数の周波数におけるマイクロ波を測定することで、どんな仕組みで雨が降っているかということや、降水の強さなどを知ることができます。
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