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通信をする衛星(情報通信測位分野)

技術試験衛星VIII型
「きく8号」(ETS-VIII)

2011年4月26日

技術試験衛星Ⅷ型「きく8号」(ETS-Ⅷ)による宮城県牡鹿郡女川町への人工衛星回線の接続開始について

イメージ:左:岩手県対策本部総合防災室長 右:JAXA衛星利用推進センター長

左:岩手県対策本部総合防災室長
右:JAXA衛星利用推進センター長

(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、東日本大震災における災害対策支援として宮城県牡鹿郡女川町へ技術試験衛星Ⅷ型「きく8号」(ETS-Ⅷ)を用いた人工衛星回線の接続を開始しました。

JAXAでは、女川町災害対策本部より要請を受けた文部科学省の依頼に基づき、本日26日、女川町高白浜の避難所に「きく8号」の地上アンテナと可搬型通信実験用端末を設置しました。女川町高白浜の避難所-筑波宇宙センター間において、(独)情報通信研究機構(NICT)の協力の下、「きく8号」による最大768Kbpsの衛星通信回線を接続しました。

女川町は、現在も多くの地区で固定電話回等の通信回線網が不通状態となっており、災害対策本部から避難されている方々への復旧に関する情報提供が十分でない状況となっています。
そのため、「きく8号」の可搬型通信実験用端末を設置し、避難されている方々が利用可能なよう、人工衛星通信回線に接続したPCを設置しました。
これにより、避難所へのインターネットによる復旧に関する即時の情報提供が可能となりました。

なお、JAXAでは、岩手県より要請を受けた文部科学省からの依頼に基づき、県内の災害対策支援として「きずな」および「きく8号」が利用されてまいりましたが、地上通信インフラが回復したことから、岩手県からの申し出により、4月24日をもちまして終了いたしました。
岩手県災害対策本部からは、「震災により地上通信設備が甚大な被害を受ける中、通信手段確保のため、貢献していただいた。今回はアンテナの設置場所は合同庁舎が主であったが、より多くの避難所等への設置が可能になってもらいたい。また、もっと早く知っていれば、震災直後、さらに早く要望した。」とのお言葉をいただきました。

JAXAによる人工衛星回線接続の概要

  「きく8号」 「きずな」
  宮城県 岩手県 岩手県
衛星通信回線
提供場所
女川町高白浜の避難所 大槌町中央公民館 大船渡市役所 岩手県庁災害対策本部
岩手県沿岸広域振興局(釜石市)
岩手県沿岸広域振興局(大船渡市)
実施期間 4月26日より開始 4月4日~4月21日 3月24日~4月10日 3月20日~4月24日
利用状況 災害対策本部から避難されている方へのインターネットによる復旧に関する情報提供 避難されている方のインターネットによる情報収集(避難名簿確認、生活情報等) 市役所によるインターネットによる関係機関との連絡・情報収集等
  • 災害対策本部と現地対策本部との間でのハイビジョンTV会議による情報共有等
  • 沿岸広域振興局1階に設置したPCでの一般の方によるインターネットでの情報収集等

JAXAでは、「きく8号」および「きずな」を用いた災害対策に資する通信衛星の技術開発等を実施しており、その一環として、災害復興の支援に取り組んでいます。

女川町高白浜の避難所に設置の「きく8号」地上アンテナ

女川町高白浜の避難所に
設置の「きく8号」地上アンテナ

女川町高白浜の避難所に設置の「きく8号」通信回線に接続したPC

女川町高白浜の避難所に
設置の「きく8号」通信回線に接続したPC

通信システム概念図

通信システム概念図

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