人工衛星プロジェクト こだま(DRTS)をご紹介します。
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国際宇宙ステーションや地球観測衛星など、中低高度の地球周回軌道を飛行する宇宙機が地上局と直接通信を行う場合は、それらの宇宙機が地上局から見える範囲を飛行していることが前提となります。
たとえば高度700kmの宇宙機では、ひとつの地上局と通信が確保できる時間は1回の可視あたり10分間程度です。そのため、連続した長時間の通信を必要とする場合は、世界各地に多数の地上局を設置する必要があります。
しかしデータ中継衛星を用いた通信では、静止軌道上に配置されたデータ中継衛星で地上局と高度1000km以下の軌道を飛行する宇宙機との通信を中継することにより、飛躍的な通信可能範囲の拡大を図ることができるのです。そのため、データ中継衛星を使用することによって、国土が限られたわが国においても僅かな地上局で宇宙機との通信範囲を飛躍的に広めることができます。

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データ中継衛星では、従来から宇宙通信に広く用いられてきた周波数であるSバンド (2GHz帯) に加えて、Kaバンド (20〜30GHz帯) を用いることにより、数百Mbpsの高速で大容量データの通信を行うことが可能になります。このデータ中継実験を通して、宇宙ネットワーク運用技術を修得します。




