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2016年4月21日更新
「だいち2号」と「衛星全球降水マップ(GSMaP)」が文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞

文部科学省では、科学技術に関する研究開発・理解増進において顕著な成果を収めた者に科学技術分野の文部科学大臣表彰として各種表彰を行っています。この度、「だいち2号」と「衛星全球降水マップ(以下、GSMaP)」の開発・研究メンバーが、平成28年度文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞しました。

科学技術賞の中で「だいち2号」は開発部門として、鈴木新一、大澤右二、鳩岡恭志、匂坂雅一、島田政信の5名が受賞。
「GSMaP」は科学技術振興部門として、沖理子、可知美佐子、久保田拓志の3名が受賞しました。

開発部門で受賞した「だいち2号」は、高精度で地殻変動の様子を観測できる技術が評価されました。
「だいち2号」は、天候や昼夜の影響を受けずに地表を観測できる合成開口レーダという観測機器を搭載し、地震や火山活動による地殻変動の把握に貢献しています。
広い観測幅と高い分解能を両立する技術と、衛星の軌道を常に高精度で維持する機能を実現することで、同じ条件の観測画像を比較した際の微小な変化を精密に捉えることができます。
この技術を用いて、平成28年熊本地震においても、地殻変動の把握、土砂崩れ等の把握のための観測を継続して実施中です。

熊本地震の地殻変動(国土地理院HPより)

熊本地震の地殻変動(国土地理院HPより)


科学技術振興部門で受賞した「GSMaP」は、データの精度や速報性の不足といった問題から利用が進まなかった降水データにおいて、準リアルタイムで高精度の降水分布データを提供できるシステムが評価されました。
「GSMaP」は、水平解像度約10㎞、提供頻度1時間の全球降水データを観測から4時間後の準リアルタイムで提供しています。さらに、静止気象衛星「ひまわり」の観測域ではリアルタイム版として、「実時間」の降水データを30分毎に作成・配信を可能にしました。「GSMaP」はアジア・アフリカ・オセアニア・中南米・欧州・米国の気象・水文機関に利用され、降雨監視や洪水予測など降雨災害の被害軽減に貢献しています。
さらに「世界の雨分布速報」や「世界の雨分布リアルタイム」といったホームページ上で公開され、一般利用者にも使いやすいシステムとなっています。

衛星全球降水マップ(GSMaP)

衛星全球降水マップ(GSMaP)


JAXAは、人工衛星による科学技術の開発・振興に引き続き取り組んでまいります。

表彰式の様子

表彰式の様子


【関連リンク】

平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者の決定について(文部科学省HP)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/04/1369460.htm

平成28年熊本地震に関する情報(国土地理院HP)
http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/H27-kumamoto-earthquake-index.html#3

世界の雨分布速報
http://sharaku.eorc.jaxa.jp/GSMaP/index_j.htm

ALOS-2/ALOSプロジェクト
http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/index_j.htm

GPMプロジェクト
http://www.eorc.jaxa.jp/GPM/index_j.htm

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