歴代のJAXA地球観測衛星

世界の地球観測の歴史のはじまり

地球観測衛星の歴史は、1972年に打ち上げられた米国NASAの地球観測衛星「Landsat-1」(ランドサット1号)を皮切りに始まりました。ランドサット1号は、穀物の収穫予測、土地利用、資源探査などさまざまな分野において利用が進められ、これまで1号機から8号機まで継続的に打ち上げられています。

JAXAの地球観測の歴史のはじまり

1978年10月に埼玉県に地球観測センターが開設し、翌年1月からJAXAの前身である宇宙開発事業団(NASDA)による「Landsat-2」(ランドサット2号)と「Landsat-3」(ランドサット3号)のデータ受信が始まりました。その後、海外衛星の受信だけでなく、独自の地球観測衛星を打ち上げるという計画が進められました。

JAXAの地球観測衛星の打ち上げ

1987年2月に種子島宇宙センターから海洋観測衛星「もも1号」(MOS-1)が打ち上げられ、日本でも人工衛星による地球観測が本格的にスタートします。それから30年の間に、ミッションを達成できないまま人工衛星を喪失するという失敗も経験しました。NASA衛星にJAXAの観測センサを搭載した人工衛星も含め、これまでに15機の地球観測衛星が宇宙へ打ち上げられ、現在は6機の人工衛星が運用されています。(2021年4月現在)

JAXAの主な地球観測衛星(過去・現在・未来)

人工衛星、プロジェクト一覧

日本の宇宙開発の歴史

1955年のペンシルロケット発射実験から始まった日本の宇宙開発。2020年までの歴史が一目でわかります。

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