「JAXA高解像度土地利用土地被覆図」
データの高等学校の地理での活用事例

帝国書院と都市構造可視化推進機構によるGIS教材、『地域見える化GIS ジオグラフ』(以下、ジオグラフ)では、「JAXA高解像度土地利用土地被覆図」データが掲載されています。このデータの使い方の活用事例として、品川女子学院 河合豊明教諭による高等学校地理の「探求型学習」の授業での実践例、「高等学校 地理 探究型学習スタートアップ ~地球観測衛星データの3次元メッシュマップを用いて~」が紹介されました。

ジオグラフの画面 (左)「15-10 草地が見られるところ(国土モード)」(右)「15-10 草地が見られるところ(千葉県)」

記事内では、学習機会の少ない草地や竹林について、ジオグラフの「15-09 竹林が見られるところ」や「15-10 草地が見られるところ」を活用して、どのような気候や環境下で多いか、また人間活動が植生の分布に与える影響について考察する流れが紹介されています。

ジオグラフは日本国内の地域に関する様々な情報が様々な統計データで色や高さで分かりやすく可視化できるサイトです。全84テーマのうち、20テーマで「JAXA高解像度土地利用土地被覆図」のデータが使用されています。

「JAXA高解像度土地利用土地被覆図」はどのように土地が利用されているかを分類したデータで、陸域観測技術衛星2号「だいち2号」(ALOS-2)等の人工衛星で観測されたデータを活用して開発・検証が行われており、生態系評価、資源管理、災害対策等、地域・国土の保全のための基盤情報として使われています。

「JAXA高解像度土地利用土地被覆図」のデータが利用されているジオフラフのテーマは他にもあります。 是非、下記より実際のジオグラフを触って、学習に役立てください。
ジオグラフでJAXAのデータが活用されている20のテーマ一覧

JAXA高解像度土地利用土地被覆図のWebサイトと操作方法は以下からご覧いただけます。
JAXA高解像度土地利用土地被覆図
操作方法はこちら

JAXA高解像度土地利用土地被覆図の画面(左)と分類カテゴリ(右)

土地被覆図を使った自由研究についても下記記事で紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
・2024年 衛星画像を使った自由研究 優秀者インタビュー「土地被覆図の新たな分類の提案

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