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近岡貴行 衛星インタフェース・安全監理担当

ALOS-4メンバー紹介

衛星インタフェース・安全監理担当

ちかおか たかゆき
近岡 貴行

現在担当されているお仕事を教えてください。

OLLCT(光データ中継衛星と光通信する機器)と衛星バスとのインタフェースやH3ロケットと衛星とのインタフェースを担当しています。簡単に言うと、それぞれの間の調整役です。 例えば、ロケットと衛星でお互いに要求があったときに、多かれ少なかれそこに乖離があります。その乖離をロケット側と調整し上手く埋めていきます。
また、衛星の安全管理も担当しています。これは、衛星が人や環境、財産等に被害が発生しないように安全が確保される仕様や手順等になっているかをチェックする重要な役割です。

ALOS-4にかける想い

ALOS-4には途中参加させていただいています。また、プロジェクトメンバとして初の衛星となります。 まだまだ不慣れなことも多く課題もありますが、やってきたことが報われるように、ロケットインタフェースを担当している身として、まずは打上げ(分離)成功に向けて頑張ります!

宇宙開発を志したきっかけは何ですか?

物心つく頃には既に宇宙に興味がありました。おそらく宇宙に関するTV番組を観て、その不思議さに惹きつけられたのだと思います。 大学では人工衛星の電気推進の研究をしていました。しかし、宇宙とは関係のない業界に就職しました。 そこで十数年勤めていましたが、子どものころに夢見た宇宙開発に携わりたいという思いを捨てきれず、JAXAへ転職しました。

今後の夢を教えてください。

衛星開発において、不具合はつきものですが、その対応に多くのリソースが割かれます。不具合ゼロ、全てスケジュール通りという理想の開発ができるように貢献していきたいです。

宇宙開発をしていなかったら、今何をしていると思いますか?

そのまま転職しなかった場合、電気自動車などのモータの開発を続け、自動運転やゼロエミッションに貢献していたかと思います。

私のアイテム

スノーボード。
社会人になってから本格的に始めました。以前は毎週末滑りに行くほどハマっていましたが、最近は体の衰えから滑りに行く頻度は減り、帰りに入る温泉の方が楽しみになってきました。