宇宙航空研究開発機構

だいちから見た世界の都市

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パンタナル自然保護区

イメージNo. D-0805
国名 ブラジル
州・都市名
観測日 2007年3月24日
センサー名 AVNIR-2

アンデス山脈とブラジル高原の間に形成された世界有数の大湿原で、パンタナル・マットグロッソ国立公園など4地域に区切られた自然保護区の集合です。パンタナルとはポルトガル語で「大きな湿原」を意味し、雨期にはパラグアイ川が氾濫し大小無数の湖や沼、湿原を生み出します。豊富な水と肥沃な土壌は、アマゾンに匹敵する動物種の多様さを生み、地球上に残された最後の野生動物の聖域であると言えます。乾期でも水が枯れることはなく、魚たちを求めて水鳥やワニが集まってきて繁殖します。この場所が失われれば「巨大な生命の循環システム」も失われかねない重要な地域とされ、2000年に世界遺産に登録されました。

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だいちから見た世界の都市 パンタナル自然保護区:衛星画像

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衛星画像(ポスター仕上げ)

だいちから見た世界の都市 パンタナル自然保護区:衛星画像(ポスター仕上げ)

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