Columnコラム

2014
1.27

雨=饅頭?

こんにちは。
リレー形式でプロジェクトのメンバー紹介していたところですが、今回は、またGPM/DPRプロ百束です。

突然ですが、みなさん雨粒の形って知っていますか?
小さなお子さんが、よく点線のように描きますよね?確かに残像によって、そのようにも見える。なるほど。

それから少し大人になると、残像ではなく“真の”姿を描こうとします。
その時、たいていの人は涙型を書くわけですが…、

真の姿はちょっと違います。

雨粒は饅頭型をしているんです。
落下している雨は、下は空気抵抗によって平らに、上は表面長張力によって丸く…、結果、饅頭型になるわけです。(小さい粒は丸型)

雨粒のサイズと形状

鹿児島名物かるかん饅頭

DPRはレーダーという仕組みで、雨粒を直接的に観測します。
どういう大きさの雨粒が雨雲の中にどれだけ存在するか、まさに「雨雲スキャン」します。

さて、そう言えば、お正月に落語「饅頭こわい」を見ました。

私は何が怖いかって?今は、休日が怖いですね。
二連休や三連休があると、もう怖くて怖くて…転げまわること確実です。

JAXAメンバー、NASAメンバーともに、打上げに向けて慌ただしく動いています。

(GPM/DPRプロ百束)

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