GPM Core ObservatoryGPM主衛星概要

デカール解説

H-IIAロケット18号機

丸で囲った部分に張り出されるのがデカールです。
※写真はH-IIAロケット18号機

GPM主衛星を打ち上げるH-IIAロケット23号機に張り出されるロゴデザイン(デカール)をご紹介します。

 

GPM主衛星デカールデザイン

GPM主衛星デカールデザイン

GPM主衛星デカールデザイン
打ち上げ準備作業中のH-IIAロケット23号機

打ち上げ準備作業中のH-IIAロケット23号機。デカールが貼られているのが分かるでしょうか?

DPRのロゴは、力強い筆文字を採用することで、日本が世界に誇る最先端技術であることを表し、墨の流れは「水」を印象付け、雨の観測に特化した観測装置であるDPRを表現しています。

DPRのロゴマークデザインを手がけたのは、クリエイティブデザイナーの中西元男さまとデザイン書道家の平松聖悟さまです。
経歴はこちら

日米共同で開発されたGPM主衛星により、地球全体の降水データを観測するGPM計画が本格始動します。
ぜひロケットの映像を見るときには、ロケットに貼られているデカールにもご注目ください。

 

下記、デザイナーの中西さま、平松さまの経歴をご紹介します。

Creative Director

中西 元男(Motoo NAKANISHI)

PAOSグループ(東京/上海/WGD)代表
STRAMD 主宰講師
早稲田大学社会連携研究所 招聘研究員
桑沢デザイン研究所 客員教授
復旦大学(上海) 客員教授

桑沢デザイン研究所を経て早稲田大学卒。
1968年
株式会社PAOS設立。経営者に理解されるデザイン理論・手法の開発をテーマに研究と実践を重ね、ブリヂストン、INAX、NTT、サントリー、キリンビール、毎日新聞、伊藤忠、日産、早稲田大学
ほか約100社のCI・ブランド&事業戦略デザインを手掛ける。1980年以降、NewYork・Boston・北京・上海に現地法人設立。
1998〜2000年 Gマーク民営化時の審査委員長として改革を推進。2010年4月〜 ニュービジネススクール「STRAMD(戦略経営デザイン人材育成)」主宰。
編著作:「DECOMAS(経営戦略としてのデザイン統合)」ほか。主な受賞:毎日デザイン賞、第1回勝見勝賞 ほか。

Designer

平松 聖悟(Seigo Hiramatsu)
グラフィックデザイナー/デザイン墨道家

熊本市生まれ、福岡市在住。
幼少時よりグラフィックデザイナーで書家の父、平松敬堂(眉仙)に学ぶ。
デザインセンター、萬年社を経て
1975年、CreativeStudio MOV設立。

主な作品

九州国立博物館1周年記念イベントタイトル「海の神々」揮毫、
福岡市博物館イベントタイトル「蒙古襲来」揮毫、
枡一市村酒造場(長野県小布施市)大看板他揮毫、
ジャパネットたかたのネーミング及びシンボルマークデザイン、
東日本復興支援『絆』キャンペーンタイトル揮毫、
西鉄路線バス新デザイン、テレビ西日本CIデザイン、ほか。
ニューヨーク近代美術館、カナダストラットフォード美術館、米コネチカット大学などに作品がパーマネントコレクション。

主な役職

公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会本部運営委員・監事歴任、
アジアデザイナーズネットワーク代表歴任、
NPO法人東京タイプディレクターズクラブ技能会員 ほか