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  • 衛星 衛星
  • センサー センサー
  • 地球観測 地球観測
  • 通信 通信
  • 測位 測位
  • 共通専門用語 共通専門用語
  • 組織・機関 組織・機関
  • 国際協力 国際協力

A

  • A-train

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】The Afternoon Constellation(衛星コンステレーション)

    高度約700km、昇交点通過地方平均太陽時13時30分付近を観測軌道とする複数衛星から構成されるNASA主導の地球観測衛星のコンステレーション(衛星群)。米国のAquaやAura、日本のGCOM-Wが含まれている。

  • AATSR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Along Track Scanning Radiometer ENVISAT搭載センサ。

    ENVISAT搭載センサ。ERS-1、ERS-2に搭載されたセンサATSRの改良型。赤外と可視波長の放射を計測する。海表面温度等のデータが得られる。

  • ACRIMSAT

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Active Cavity Radiometer Irradiance Monitors

    1999年12月21日打ち上げられた地球観測衛星。1980年打ち上げのSolar Maximum Mission(SMM)に搭載されたACRIM I、UARSに搭載されたACRIM IIの後継としてACRIM IIIを搭載。太陽の熱収支を計測する。

  • ADEOS

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Advanced Earth Observing Satellite(地球観測プラットフォーム技術衛星)

    1996年8月17日に打ち上げられた日本の地球観測衛星。愛称は「みどり」。AVNIROCTSNSCATTOMSPOLDERIMGILASRISの8つのセンサを搭載。

  • ADEOS-II

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Advanced Earth Observing Satellite-II(環境観測技術衛星)

    2002年12月14日に打ち上げられた日本の地球観測衛星。愛称は「みどりII」。AMSRGLIILAS-IISeaWindsPOLDERの5つのセンサを搭載している。

  • AHI

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Himawari Imager(可視赤外放射計)

    ひまわり8号・9号に搭載の可視・赤外放射計。ひまわり7号搭載の放射計に比べて、空間分解能が約2倍、バンド数が約3倍、フルディスクの観測頻度が3倍(日本域の観測頻度は12倍)になるなど、大幅に機能や性能が向上した。さらに、可視に3バンドを持ったことで、3枚の可視画像(青: 0.47µm, 緑: 0.51µm, 赤: 0.64µm)を合成することで、人が宇宙から地球を見た場合に似た「カラー画像」が作成可能になった。

  • AIRS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Atmospheric Infrared Sounder(大気赤外サウンダ)

    Aqua搭載センサ。共に搭載されたAMSUHSBとあわせて気象に関するデータプロダクトが作成される。

  • AIS

    • 共通専門用語

    【正式名称】Automatic Identification System(船舶自動識別装置)

    船舶の事故防止等を目的として、船名、船種、位置、針路、速度、目的地、積載物等を周辺船舶や陸上局に向けて自動的に送信するシステム

  • ALI

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Land Imager

    NMP/EO-1に搭載されているセンサ。

  • ALOS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Advanced Land Observing Satellite

    (陸域観測技術衛星)2006年1月に打ち上げられ、2011年4月まで運用された日本の地球観測衛星。愛称は「だいち」。PRISMAVNIR-2PALSARの3つのセンサが搭載される。

  • ALOS-2

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Advanced Land Observing Satellite-2(陸域観測技術衛星2号)

    2014年5月に打ち上げられた日本の地球観測衛星。愛称は「だいち2号」。「だいち」搭載のPALSARの後継である合成開口レーダ(PALSAR-2)を搭載している。

  • ALOS-3

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Advanced Land Observing Satellite-3(先進光学衛星)

    陸域観測技術衛星「だいち」(2006~2011年)の光学ミッションを引き継ぐ地球観測衛星。「だいち」の広い観測幅(直下70km)を維持しつつ、さらに高い地上分解能(直下0.8m)を実現。

  • ALOS-4

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Advanced Land Observing Satellite-4(先進レーダ衛星)

    「だいち2号」を引き継ぎ、さらなる観測性能の向上を目指す。「だいち2号」の高い空間分解能を維持しつつ、観測幅を4倍に拡大したレーダ衛星。

  • AMC-10

    • 衛星
    • 通信

    2004年2月5日にケープカナベラルからアトラス2ASロケットで打ち上げられた米国の通信放送衛星。Cバンド利用。AMC-11とともにTV放送等に利用される。

  • AMI

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Active Microwave Instrument(合成開口レーダ)

    ERS-1、ERS-2搭載センサ。SARとwind scatterometerを含む。

  • Amos-2

    • 衛星
    • 通信

    2003年12月27日にバイコヌールからSoyuz-Fregatロケットで静止軌道上に打ち上げられたイスラエルの通信放送衛星。

  • AMSR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Microwave Scanning Radiometer(高性能マイクロ波放射計)

    みどりII(ADEOS-II)搭載センサ。地表及び大気から自然に放射される微弱なマイクロ波をマルチバンドで受信することにより、水(H2O)に関する様々な物理量(たとえば水蒸気量、降水量、海面水温、海上風、海氷など)を観測する。2.0m後継のアンテナ(世界最大)を持ち、6.9GHz帯から89GHz帯までの周波数帯域を各々垂直偏波及び水平偏波で観測する(50GHz帯を除く)、7周波数帯16チャネルのマイクロ波放射計。

  • AMSR-E

    • センサー
    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Microwave Scanning Radiometer for EOS(改良型高性能マイクロ波放射計)

    米国のAqua搭載のセンサ。みどりII(ADEOS-II)搭載AMSRをAquaに提供するため改良を施したもので、6周波数帯14チャネルのセンサ。AMSRとの違いは、アンテナ口径が1.6mに縮小かつ展開方式の採用、50GHz帯チャネルの削除。50GHz帯の削除はAqua搭載AMSUにより同周波数帯が測定されているためであり、観測情報の欠落はない。マイクロ波放射計の空間分解能はアンテナの口径と軌道高度でほぼ決定されるが、AMSR-Eで採用された1.6mの大型アンテナは、それまで衛星搭載された同種センサの中でも最大(打上げ当時。その後、2.0m径のAMSR, AMSR2が打上げられた)のものであり、従来の2~3倍の空間分解能で全球の観測を可能にした。

  • AMSR2

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Microwave Scanning Radiometer2(高性能マイクロ波放射計2)

    しずく(GCOM-W)搭載センサ。みどりII(ADEOS-II)衛星搭載の高性能マイクロ波放射計(AMSR) およびAqua衛星搭載の改良型高性能マイクロ波放射計(AMSR-E)の後継であり、 地球表面および大気から放射される微弱なマイクロ波帯の電波を多周波・多偏波で測定し、主に水に関する様々な地球物理量を推定する、6周波数帯16チャネルのセンサ。2.0m口径(2021年現在、世界最大)のアンテナにより、低周波帯でも高い空間解像度で観測が可能。

  • AMSR3

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Microwave Scanning Radiometer3(高性能マイクロ波放射計3)

    温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)搭載センサ。しずく(GCOM-W)衛星搭載の高性能マイクロ波放射計(AMSR2)の後継であり、2.0m口径のアンテナを持つ8周波数帯21チャネルのセンサ。AMSR2にさらに高周波帯域の新規チャンネルが複数追加されたことにより、AMSR2により推定されていた地球物理量に加え、高緯度の降雪や上層水蒸気の観測が可能。

  • AMSU

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Microwave Sounder Unit(高性能マイクロ波サウンダ)

    AMSUは最初1998年5月に打ち上げられたNOAA15号に搭載された。AMSU-AはAquaに搭載されたセンサで、同じくAquaに搭載されている AIRSHSBの2つのセンサと組み合わせて、15-90GHz15チャンネルのマイクロ波サウンダで大気観測を行う。

  • ANT

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Antenna(アンテナ)

  • AOCS

    • 共通専門用語

    【正式名称】Attitude and Orbit Control Subsystem(姿勢軌道制御系)

    ロケット/衛星分離後に衛星の姿勢軌道を制御する役割をもつ装置。 みどりII(ADEOS-II)の場合は、ロケット/衛星分離後に三軸姿勢を確立、衛星の姿勢保持、軌道制御、太陽電池パドルの駆動を行う4つの機能を有する。 また、姿勢を検出するセンサとして、慣性基準装置(IRU)、地球センサ(ESA)、精太陽センサ(FSSA)を搭載し、姿勢を制御するアクチュエータとして、リアクションホイール(RWA)、 磁気トルカ(MTQ)を搭載しており、姿勢制御・軌道制御に必要な制御信号を、RCSへ送出する。 AOCSの中枢は、姿勢軌道制御電子回路(AOCE)で、AOCEには、CPUとその周辺装置を3系統搭載し、高信頼性設計としている。

  • APAA

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Active Phased Array Antenna(アクティブフェイズドアレイアンテナ)

    きずな(WINDS)に搭載されるKa帯のフェーズドアレイアンテナ。 アンテナ素子を多数配列し、アンテナの指向性を要求に応じ指向性合成することで、任意の指向性や利得が得られ、主ビームの幅を変化させることが可能となる。また、主ビームを任意の方向に向けることも可能。

  • APAN

    • 国際協力
    • 組織・機関
    • 通信

    【正式名称】Asia Pacific Advanced Network

    アジア太平洋地域における、学術ネットワークプロジェクトの相互接続を調整する団体を指す。

  • APRSAF

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 通信

    【正式名称】Asia-Pacific Regional Space Agency Forum(アジア・太平洋地域宇宙機関会議)

    1993年に宇宙利用の促進を目的として設立された。

  • APStar

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Apstar(APTサテライト)

    APTサテライト社(香港)の運用する通信放送衛星。日本ではハチソン・コーポレート・アクセスジャパン、KDDIが第一種電気通信事業者として使用している。

  • Aqua(EOS PM-1)

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Aqua(Earth Observing System PM-1)(アクア)

    2002年5月4日に打ち上げられた米国の地球観測衛星。AIRSAMSR-EAMSUCERESHSBMODISの6つのセンサを搭載している。

  • Argo

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Argo(アルゴ)

    オーストラリア、カナダ、フランス、日本、英国、米国及び欧州連合から提案された海洋のブイ環境データ収集システム。2000年からブイ設置が行われ始めた。 エルニーニョ等の解明のためGCOSGOOSCLIVARGODAEのデータの一部とされている。

  • Argos

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Argos(アルゴス)

    米国とフランス共同の環境データ収集システム。 海上ブイなどで取得されている環境データが、 GOES衛星のDCSArgos衛星のDCSと、SARSAT衛星から収集されるシステム。

  • ARTEMIS

    • 国際協力
    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Advanced Relay and Technology Mission(アルテミス)

    2001年7月12日に打ち上げられたESAのデータ中継衛星。

  • ASAR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Synthetic Aperture Radar

    ENVISAT搭載センサ。ERS-1、 ERS-2に搭載されたセンサのマイクロ波センサAMISARの後継機。

  • Asiasat

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Asiasat(アジアサット)

    アジアサット社 (香港) の運用する通信放送衛星。日本ではKDDI(株)、パンアムサット・インターナショナル・システムズ・インク、日本テレコム(株)、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCが第一種電気通信事業者として使用している。

  • ASK

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Amplitude Shift Keying(ASK変調)

    デジタルの変調方式のひとつ。搬送波の振幅を入力ディジタル信号に対応させて変化させる変調方式。 ASK方式は、その振幅に情報が含まれているため、包絡線検波が可能であり、AM波であると見なすこともできる。一方で、変動の激しいフェージング現象の影響を受けやすく移動通信に適用しにくい。

  • ASTER

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】The Advanced Spaceborne Thermal Emission and Reflectance Radiometer(資源探査用将来型センサ)

    TERRA(EOS-AM1)搭載の日本のセンサ。 可視・赤外域の波長の観測を行う。

  • ATLAS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Topographic Laser Altimeter System(レーザー高度計)

    ICESat-2搭載の改良型のレーザー高度計。氷床の地形、海氷高、雲及び大気特性、植生などを観測する。

  • ATM

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Asynchronous Transfer Mode Exchanger(ATM交換機)

    音声・画像・データなど速度の異なる信号の伝送が同時に行える高速デジタル交換機。

  • ATMS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Technology Microwave Sounder(マイクロ波サウンダ)

    JPSSシリーズ搭載のマイクロ波温度・水蒸気サウンダ。前身のAMSU-A/AMSU-Bや、AMSU-B/MHSをひとつの測器に統合したもので、23.8-183.31GHz帯に22チャネルを持つ。

  • ATOVS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced TIROS Operational Vertical Sounder(サウンダ)

    NOAA衛星シリーズ及びMetOp衛星シリーズに搭載の赤外・マイクロ波サウンダのセット(HIRSAMSU-A、AMSU-B(または後継のMHS))。TOVSの後継。

  • ATSR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Along Track Scanning Radiometer(走査放射計)

    ERS-1、 ERS-2搭載センサ。 1.6mm、3.7mm、10.8mm、12mmを利用して、海表面温度、雲、陸や氷の放射等を観測する。 Imaging Infrared Radiometer(IIR)とpassive Microwave Sounder(MS)から成る。

  • Aura(EOS CH-1)

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Aura(Earth Observing Chemistry-1)

    2004年7月に打上げられた米国の地球観測衛星。HIRDLS、MLS、OMI、TESの4つのセンサを搭載している。

  • AVHRR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Very High Resolution Radiometer(改良型高分解能放射計)

    米国の気象観測衛星NOAAに搭載されているセンサ。 可視域から遠赤外域までを5つのチャンネルで測定し、陸域植生、表面温度、雲などの観測に使用する。

  • AVNIR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advanced Visible and Near Infrared Radiometer(高性能可視近赤外放射計)

    みどり(ADEOS)搭載のセンサ。 赤外、可視の波長を用いて陸域植生などを観測する。

  • AVNIR-2

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Advances Visible and Near Infrared Radiometer type 2(高性能可視赤外放射計2型)

    だいち(ALOS)搭載のセンサ。 みどり(ADEOS)搭載のセンサAVNIRの改良型。

  • BFM

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Beam Forming Network(ビーム形成回路)

    きく8号(ETS-VIII)にも採用されている自在にビームを形成・制御する回路。

  • Blanket

    • 共通専門用語

    【正式名称】Blanket(ブランケット部)

    太陽電池セルが搭載されているフレキシブルな膜面及び膜面を機械的につなぐヒンジ部を含む部分のこと。(みどりII(ADEOS-II)の場合50枚。但し、太陽電池セルは両端の2枚を除く48枚に搭載)

  • BOC

    • 共通専門用語
    • 測位
    • 通信

    【正式名称】Binary Offset Carrier(バイナリ・オフセット・キャリア)

    搬送波中心周波数のスペクトラム強度を低減する変調方式。

  • BPSK

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Binary Phase Shift Keying(二位相偏移変調)

    ディジタル符号に応じて搬送波の位相を離散的に変化させるディジタル信号の変調方式「PSK方式」のひとつ。

  • BS

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Broadcasting Satellite(放送衛星)

    (株)放送衛星システムが運用する放送衛星。BSAT-3a、BSAT-3b、BSAT-3c、BSAT-4a、BSAT-4bが運用されている。

  • C&DH

    • 共通専門用語

    【正式名称】Communications and Data Handling Subsystem(通信及びデータ処理系)

    一般に通信及びデータ処理系に関する装置を呼ぶ。みどりII(ADEOS-II)搭載装置の場合、2GHz帯の周波数を用いて地上局からのコマンド信号、 解読を行いみどりII(ADEOS-II)の全ての機器に伝えるとともに、 各機器内部の温度、電圧、ステータス等を編集しテレメトリ信号として地上局に送信する機能を有している。

  • CALIOP

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Cloud-Aerosol Lidar with Orthogonal Polarization (大気ライダー)

    CALIPSO搭載の大気ライダー。

  • CALIPSO

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Cloud-Aerosol Lidar and Infrared Pathfinder Satellite Observation

    2006年打ち上げの米仏合同ミッションの衛星。大気ライダー、イメージングマルチスペクトル放射計を搭載。CloudSat(雲レーダを搭載)と連携観測を行うほか、Aqua、PARASOLAURAGCOM-W、OCO-2の衛星ともA-train軌道でコンステレーションを組む。軌道保持の問題により、2018年にCloudSatと共にA-train軌道を離脱した。

  • Carrier

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Carrier(搬送波)

  • CDMA

    • 測位
    • 通信

    【正式名称】Code Division Multiple Access(符号分割多元接続)

    ひとつの搬送波に複数の伝送路を確保しようとする場合に使う多元接続(チャンネル分割)の1方式。複数の信号をそれぞれ異なるPNコードで変調し通信路を分割して通信する方式。

  • CDR

    • 共通専門用語

    【正式名称】Critical Design Review(詳細設計審査)

    衛星・ロケット等の試験・スケジュール関連の用語。プロトタイプモデル又はプロトフライトモデルの製造に先立ち、製品の詳細な設計内容が契約書・技術仕様書の要求事項を満足し、製造に移行できることを確認する設計審査。

  • CEOS

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Committee for Earth Observation Satellite(地球観測衛星委員会)

    解説ページ

  • CERES

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Clouds and the Earth's Radiant Energy System(雲、地球放射エネルギー観測装置)

    EO-1、TRMMTERRA、Aquaの各衛星に搭載のセンサで、米国が開発。

  • Chip rate

    • 共通専門用語

    【正式名称】Chip rate(チップレート)

    1秒あたりのチップ数。きく8号(ETS-VIII)では、 1.023/1.705/3.410/5.115Mcpsの4つのバリエーションを準備。チップとはバイナリーのパルスコードで1または0のいずれかを転送するのに必要な時間の長さ。

  • CLAES

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Cryogenic Limb Array Etalon Spectrometer

    UARS搭載センサ。HNO3、ClONO2、Methane、N2O、Ozone、CFCl3、CF2Cl2、H2O、温度、エアロゾル、NO、NO2、NO2、N2O5、N2O5を全球規模で計測。

  • CLIVAR

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】Climate and Ocean-Variability, Predictability and Change(気候と海洋-変動・予測可能性・変化研究計画)

    CLIVARは、WCRPのプロジェクトの1つとして、気候変動の調査、 1ヶ月から10年の時間スケールにおける予測可能性および人類の活動に起因する気候システムへの影響を研究することを目的として1995年に開始された研究計画の第二期。CLIVAR第一期の正式名称はClimate Variability and Predictability Experiment(気候の変動性と予測可能性に関する研究計画)。

  • CloudSat

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    2006年打ち上げの米加合同ミッションの衛星。ミリ波の雲レーダを搭載。米仏合同ミッションのCALIPSO衛星(大気ライダ―等を搭載)と連携観測を行うほか、Aqua、PARASOLAURAGCOM-W、OCO-2の衛星ともA-train軌道でコンステレーションを組む。軌道保持の問題により、2018年にCALIPSOと共にA-train軌道を離脱した。

  • CMA

    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】China Meteorological Administration(中国気象局)

    中国の気象機関。

  • CMD

    • 共通専門用語

    【正式名称】Command(コマンド)

    衛星への指令信号。

  • CNES

    • 組織・機関

    【正式名称】Centre National d'Etudes Spatiales(国立宇宙研究センター)

    フランスの宇宙機関。

  • Colioris

    • 地球観測
    • 衛星

    2003年に打ち上げられた米国の地球観測衛星。マイクロ波放射計を使った海上風速・風向の新たな観測技術の評価を目的とし、WindSatを搭載。さらに、太陽活動の監視のためにSMEI(Solar Mass Ejection Imager)も搭載。

  • COMETS

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Communications and Broadcasting Engineering Test Satellites(通信放送技術衛星)

    宇宙開発事業団の通信放送技術衛星で愛称を「かけはし」という。 衛星間通信技術、高度衛星放送技術及び高度移動体衛星通信技術の通信放送分野の新技術、多周波数帯インテグレーション技術並びに大型静止衛星の高性能化技術の開発及びそれらの実験・実証を行うことを目的とした研究開発衛星。 1998年2月21日に打ち上げられ、1999年1月31日に定常運用段階を終えた。Cosmos-2402、2403、2404情報通信・測位分野 2003年12月10日にバイコヌールからProton Breeze Mロケットにより3機同時に打ち上げられたロシアの航行測位衛星。ロシアのGLONASSシステムの一部で、複数軌道面に飛ぶ複数の衛星からの計測により、高精度に位置を計測するシステム。代表的な衛星測位システムとして、米国ではGPS、ロシアではGLONASS、欧州ではGALILEOが挙げられる。

  • Copernicus

    • 国際協力
    • 地球観測

    欧州連合(EU)の地球観測プログラムで、欧州市民の利益ために地球とその環境を監視することを目的とし、複数衛星による地球観測と地上出られた様々なデータを利用した情報サービスを提供。

  • CPR

    • センサー
    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Cloud Profiling Radar(雲プロファイリングレーダ)

    日欧合同ミッションのEarthCAREに搭載するCPR(雲プロファイリングレーダ)は、衛星軌道上から地球に向かってミリ波帯電波を送信し、雲粒によって散乱されてくる電波を受信する。衛星搭載用ミリ波レーダとして世界初のドップラー速度計測機能を持つ。

  • CPR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Cloud Profiling Radar(雲プロファイリングレーダ)

    CloudSat搭載の衛星搭載ミリ波帯レーダ。

  • CRISTA-SPAS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Cryogenic Infrared Specterometers and Telescope for the Atmosphere (CRISTA) - Suttle Pallet Satellite (SPAS)(大気観測用極低温赤外線分光計・望遠鏡)

    ドイツの地球観測センサ。1994年11月打ち上げのスペースシャトルSTS-66と1997年8月打ち上げのSTS-85に搭載された。STS-7搭載のSPAS 01、STS-39搭載のIBSS-SPAS、STS-51搭載のORFEUS-SPASの後継機。NO、NO2、H2O、CH4、N2O、O3、HNO3、N2O5、ClONO2、CFC11、CFC12等を計測する。

  • Cryosat-2

    • 地球観測
    • 衛星

    欧州の地球観測衛星。Earth Explorer Opportunity Mission-2。2005年に打ち上げ失敗したCryosatと同じミッションで、2010年4月に打ち上げられた。レーダ高度計SIRALを搭載し、陸域の氷や海氷の厚さを計測して、極氷の融解と海面上昇の関連付けに寄与する。

  • CS

    • 衛星
    • 通信

    1977年12月にCS(さくら)、1983年にはCS-2(さくら2号)が打ち上げられ、日本における衛星通信サービスが開始された。その後通信衛星サービスが民間に移行され1989年から民間によるCS衛星の運用が始まった。JSAT(株)の運用するJCSAT衛星や宇宙通信(株)が運用するSuperBird衛星などで、現在はディジタル化が進んだ結果、通信だけでなく多チャンネルの放送との一体の事業が進められている。

  • D/C

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Down Converter(ダウンコンバータ)

    受信用周波数変換装置。電波周波数信号(RF信号)を中間周波数信号(IF信号)に周波数変換する装置。

  • DCS

    • 地球観測
    • 通信

    【正式名称】Data Collecting System(データ収集システム)

    海上の観測システムから伝送する観測データを収集し、同時に観測システムに対する操縦司令を送るみどりII(ADEOS-II)搭載の装置。

  • DEM

    • 共通専門用語
    • 地球観測

    【正式名称】Digital Elevation Model (数値標高モデル)

    地形の形状を表現するための標高値からなる三次元データの総称である。

  • Demand assignment

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Demand assignment(デマンドアサイン方式)

    回線接続方式の一つで、発生した呼に応じて空いたタイムスロットを見つけ通話路を確保する方式。

  • DLR

    • 組織・機関

    【正式名称】Deutsche Zentrum für Luft- und Raumfahrt(ドイツ航空宇宙センター)

  • DMSP

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Defence Meteorological Satellite Program

    米国の軍事気象衛星。1976年打ち上げの1号機(DMSP F-1)以降、2014年の19号機(F-19)まで打ち上げられた。20号機(S-29)は製造されていたが、打上げ予算が議会で承認されなかったため、打上げがキャンセルされた。

  • DORIS

    • 測位

    【正式名称】Doppler Orbitography and Radiopositioning Integrated by Satellite(衛星測位システム)

    (衛星測位システム)はフランスの衛星測位システム。

  • DPR

    • 共通専門用語

    【正式名称】Deployable Radiator(展開ラジエータ搭載実験機器)

    将来の大電力衛星に対応した高排熱技術の軌道上実証を目的にきく8号(ETS-VIII)に搭載される機器。

  • DPR

    • センサー
    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Dual-frequency Precipitation Radar(二周波降水レーダ)

    日米合同ミッションのGPM主衛星搭載で、JAXANICTが合同で開発したフェーズドアレイレーダ。世界初の衛星搭載降水レーダであるTRMM衛星搭載のPRの後継。Ku帯(14GHz)降水レーダ(KuPR)とKa帯(35GHz)降水レーダ(KaPR)の2機で構成されるレーダ。 高感度化を目的としたKaPRによりKuPRでは測定できない弱い雨や雪を検出し、強い雨の検出が可能なKuPRと同時に観測することによって、熱帯の強い雨から高緯度の弱い降雪までの降水量を高精度で観測する。

  • DRTS

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Data Relay Test Satellite (データ中継技術衛星「こだま」)

    JAXAが、2002年9月10日に打ち上げたデータ中継衛星。宇宙機からの高度な運用要求に対応するため、既存衛星のデータ中継機能、性能の向上とデータ中継範囲の拡大を図るための軌道上実証実験を行うことを目的としている。

  • DSM

    • 共通専門用語
    • 地球観測

    【正式名称】Digital Surface Model (数値表層モデル)

    地形の形状を表現するための標高値からなる三次元データであり、建物や樹木の高さまでを含む。

  • DTM

    • 共通専門用語
    • 地球観測

    【正式名称】Digital Terrain Model (数値地形モデル)

    地形の形状を表現するための標高値からなる三次元データであり、建物や樹木の高さは含まない。

  • DX

    • 共通専門用語

    【正式名称】Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)

    2004年にスウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマンが提唱した「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念。

  • e-Japan

    • 組織・機関

    情報通信技術(IT)の活用により世界的規模で生じている急激かつ大幅な社会経済構造の変化に適確に対応することの緊要性にかんがみ、 高度情報通信ネットワーク社会の形成に関する施策を迅速かつ重点的に推進するために設置された内閣組織「高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)」で進める構想のこと。 日本政府が制定した、「IT基本法」基づき、IT戦略本部により2001年1月に「e-Japan戦略」が、同年3月には「e-Japan重点計画」が策定された。2004年に「e-Japan」の後継としてユビキタスネット社会実現に向けた「u-Japan」が策定された。「u-Japan」は2009年に10月に終了した。

  • Early Bird

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Early Bird(アーリーバード)

    1997年12月24日打ち上げられた米国アース・ウォッチ社の地球観測衛星。その後衛星とのコンタクトがとれず失敗に終わった。現在のDigitalGlobe QuickBird衛星はその後継機。近赤外1バンド、可視3バンドのマルチスペクトル観測と、近赤外から可視に渡るパンクロマチック観測が行える。

  • EarthCARE

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Earth Cloud Aerosol and Radiation Explorer(雲エアロゾル放射ミッション)

    日本と欧州が協力して開発を進める地球観測衛星ミッション。地球上空を周回する衛星に搭載する4つの観測センサ(雲プロファイリングレーダ、大気ライダー、多波長イメージャ、および広帯域放射収支計)をもちいて、 雲・エアロゾル(大気中に存在するほこりやちりなどの微粒子)の分布や鉛直構造、大気上端における放射収支エネルギーを全地球的に観測をおこなう。日本は、雲プロファイリングレーダの開発を行う。

  • EGS

    • 測位
    • 衛星

    【正式名称】Experimental Geodetic Satellite(測地実験衛星「あじさい」)

    1986年8月13日打ち上げられた日本の測地衛星。国内測地三角網の規整、離島位置の決定(海洋測地網の整備)、日本測地原点の確立を図ることを目的とする。

  • EIRP

    • 共通専門用語

    【正式名称】Effective Isotropic Radiated Power(実効放射電力)

    ある一定の方向に放射される電波強度を指す。

  • EM

    • 共通専門用語

    【正式名称】Engineering model(エンジニアリングモデル)

    解析・設計・製造・試験などの情報の入手と確認、設計変更の評価、インタフェースの適合性の確認など、プロトタイプモデルの設計を固めるために行う設計開発試験に供するために製作されるモデルのこと。

  • ENVISAT

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Environmental Satellite(環境観測衛星)

    2002年3月1日に打ち上げられた欧州宇宙機関(ESA)の地球観測衛星。10種類のセンサが搭載されている。2012年に通信途絶によりミッション終了。

  • EOC

    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】Earth Observation Center(地球観測センター)

    JAXAの組織。主に衛星データの直接受信や処理を行っている。

  • EORC

    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】Earth Observation Research Center(地球観測研究センター)

    JAXAの組織。主に衛星データの解析や研究を行っている。

  • EOSDIS

    • 地球観測

    【正式名称】Earth Observing System Data and Information System(EOSデータ・情報システム)

    NASAの地球観測事業のESDIS(Earth Science Data and Information System)プロジェクトにより開発された。地球観測データ・情報を取り扱う。

  • EPS

    • 共通専門用語

    【正式名称】Electrical Power Subsystem(電源系)

    衛星の各サブシステムへの電源を供給、バッテリの充放電管理、爆管の点火制御を行う装置のこと。日陰中は、バッテリ(BAT)の放電によるフローティングバスを供給。日照中は、太陽電池パドルの発生電力のうち、余剰電力をデジタルシーケンスシャント(SHNT)で消費し、 電圧50V~52Vの安定化バスを電力制御器 (PCU)により供給すると同時に、バッテリ充電制御器(BCCU)によりバッテリの充電を行う。みどりII(ADEOS-II)では、打ち上げ初期のクリティカルフェーズにおける太陽電池パドル・DCS アンテナ・ IOCSコンパートメントの展開、AMSRSeaWinds のロック解除に必要な爆管点火電力を、爆管制御器(ODC)により供給する。

  • EPS-SG

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】EUMETSAT Polar System-Second Generation

    欧州の気象衛星Metopの第2世代となるMetop-SGシリーズの別名。

  • ERS

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】European Remote Sensing Satellite(欧州リモートセンシング衛星)

    ERS-1は、1991年7月17日に、ERS-2は、1995年4月21日に打ち上げられた欧州の地球観測衛星。AMIRAATSRGOMELRR、 PRAREの6つのセンサ・装置が搭載されている。それぞれ2000年、2011年にミッション終了。EnvisatはERS-2の後継機である。

  • ERSDAC

    • 組織・機関

    【正式名称】Earth Remote Sensing Data Analysis Center((財) 資源・環境観測解析センター)

    平成24年3月30日にUSEF、JAROSと合併し一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構となった。

  • ESA

    • 国際協力
    • 組織・機関

    【正式名称】European Space Agency(欧州宇宙機関)

  • ESCAP

    • 国際協力
    • 組織・機関

    【正式名称】United Nations Economic and Social Commission for Asia and the Pacific(国連アジア太平洋経済社会委員会)

    国連経済社会理事会の下部機構である地域委員会の一つ。アジア太平洋地域最大の協力機構として、広範囲な経済・社会開発活動を推進している。事務局本部は、タイのバンコクにあり、加盟国・準加盟国を含めて、62カ国・地域で構成されている。

  • ETM+

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Enhanced Thematic Mapper、 Plus(エンハンスドセマティックマッパー プラス)

    Landsat-7搭載センサ。Landsat-4、5に搭載されたTMの改良版。熱バンドの解像度の改良、パンクロマチックバンドの追加により全体的な解像度を改良している。赤外、可視の波長を用いて陸域植生などを観測する。

  • ETS

    • 衛星

    【正式名称】Engineering Test Satellite(技術試験衛星)

    JAXAの技術試験衛星。現在までにI~VIIIまでが打ち上げられている。

  • ETS-VIII

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Engineering Test Satellite-VIII(技術試験衛星VIII型)

    JAXAが打ち上げた技術試験衛星。大型通信アンテナを持つ。

  • EUMETSAT

    • 国際協力
    • 組織・機関

    【正式名称】European Organisation for the Exploitation of Meteorological Satellites(欧州気象衛星機構)

    欧州を中心とした30カ国のメンバーから成る。世界規模の気象観測の情報を国を超えて供給するための機構。現在の気象衛星METEOSATの第二期プログラム (MSG) までは静止軌道上の継続的な取り組みで合意している。1990年代からは、極軌道システムに関しても重要プログラムとして実施している。

  • Eutelsat7A (旧名W3A)

    • 衛星
    • 通信

    2004年3月15日にバイコヌールからProton Breeze Mロケットにより打ち上げられたユーテルサットの通信衛星(旧名 Eutelsat W3A)。トルコを含む欧州、中東、アフリカなどの通信を担う。

  • Extension mast

    • 共通専門用語

    【正式名称】Extension mast(伸展マスト)

    衛星搭載の伸展式のマストのこと。みどりII(ADEOS-II)に搭載された伸展マストは、 太陽電池セルが搭載されるフレキシブルな膜面を畳まれた状態から展開させ、展開後は常に膜面を引っ張る役目をする折り畳み式の三角柱。

  • FAIR

    • 共通専門用語

    【正式名称】Fairing(フェアリング)

    ロケット先端に搭載する衛星を、ロケット打上げ時環境から保護するために付けられるカバーのこと。大気圏外に出ると取り外される

  • FDMA

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Frequency Division Multiple Access(周波数分割伝送方式)

    ひとつの搬送波に複数の伝送路を確保しようとする場合に使う多元接続(チャンネル分割)の1方式。周波数で通信路を分割して通信する方式。複数のユーザからのFM信号を周波数多重化して変調して行うFDM/FM/FDMAと、ユーザ信号を時分割多重化して変調するTDM/PSKFDMAがある。

  • FSK

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Frequency Shift Keying(FSK変調)

    デジタルの変調方式のひとつ。ディジタル符号に応じて搬送波の瞬時周波数を離散的に変化させる変調方式。PSK同様に包絡線が一定で振幅には情報がないので、レベル変動や雑音の影響が少ない。 しかし、非線形変調のためスペクトル分布が広くなる性質がある。 誤り率特性は、PSKより劣るが、帯域よりも電力に制約を受ける場合に適しており、回路構成が簡単になるという利点がある。

  • FY

    • 地球観測

    【正式名称】Fengyun (風雲)

    CMAによる中国の気象観測衛星シリーズ。極軌道気象観測衛星のFY-1/FY−3シリーズ、静止軌道気象衛星のFY-2/FY-4シリーズがある。

  • G/T

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Gain-to-Noise Temperature Ratio(利得対雑音温度比)

    受信アンテナの利得とシステム雑音温度の比のことで、受信性能を表すときに用いる。

  • Galileo

    • 測位

    EU(欧州連合)が開発・運用する測位衛星システム

  • GARP

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Global Atmospheric Research Program(地球大気開発計画)

    地球の大気大循環の仕組みの解明により長期予報の可能性を探る目的で、世界気象機関(WMO)と国際学術連合会議(ICSU)の共同で、1970年代を中心に実施された、国際的研究開発プログラム。

  • GCOM

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Global Change Observation Mission(地球環境変動観測ミッション)

    水循環変動観測を主目的とするGCOM-W、放射収支・炭素循環変動観測を主目的とするGCOM-Cの2つの中型衛星から構成されるJAXAの衛星プログラム。マイクロ波と可視赤外の2つの波長域で地球環境変動に関わる地表面温度、水蒸気、植生、雪氷面積などのパラメータとその変化を全球規模で長期間継続観測し、気候や地球環境の変動過程解明や、予測精度の向上、国民生活への貢献を目指したミッション。 水循環に関わるパラメータの観測を水循環観測衛星「しずく」(GCOM-W)(Water)が主に担い、植生・炭素固定や放射収支に関わるパラメータの観測を気候変動観測衛星「しきさい」(GCOM-C)(Climate)が主に担う。

  • GCOM-C

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Global Change Observation Mission-Climate(気候変動観測衛星)

    2017年12月に打ち上げられた日本の地球観測衛星。愛称は「しきさい」。将来の気温上昇量の正確な予測に必要となる放射収支および炭素循環の変動メカニズム解明のため、全地球規模での長期間継続的な観測・データ収集を行う。

  • GCOM-W

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Global Change Observation Mission-Water(水循環変動観測衛星)

    2012年5月に打ち上げられた日本の地球観測衛星。愛称は「しずく」。気候や水循環の変動メカニズムを解明するために必要となる観測データを全球規模での長期継続して観測するシステムの構築とその利用実証を行う。Aqua衛星搭載のAMSR-E観測を継続し、A-trainコンステレーション、GPMコンステレーションに参加。また、米国のJPSSシリーズのパートナーとして位置づけられている。

  • GCOS

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Global Climate Observing System(全球気候観測システム)

    GCOS参加国の持続可能な発展を助けるために、気候システムモニタリング気候変動検出および特に陸域生態系における反応の監視、 経済成長に関するデータの蓄積、気候システムに関するより深い理解、モデル化および予測のための調査研究といった活動を実施する。

  • GEO

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】Group on Earth Observations(地球観測に関する政府間会合)

    2005年2月に行われた「第3回地球観測サミット」で承認されたGEOSSを構築するための、政府間の組織。

  • GEO

    • 共通専門用語

    【正式名称】Geostationary Orbit(静止軌道)

    高度36,000kmの軌道。この軌道上の衛星は地球の自転と同じ速度で移動するため、地球上のほぼ同じ場所を観測し続けることができる。

  • GeoEye-1

    • 地球観測
    • 衛星

    GeoEye社の商業地球観測衛星で、可視3バンド、近赤外1バンドのマルチスペクトルセンサと、高解像度撮影用のパンクロマティックセンサを搭載している。

  • GEOSS

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Global Earth Observation System of Systems(複数システムからなる全球地球観測システム)

    GEOSSとは、生物多様性と生態系の持続可能性、災害レジリエンス、エネルギーと資源管理、食物安全と持続可能な農業、公共健康監視、インフラ交通管理、持続可能な都市開発、水資源管理という8つの社会利益分野において、全球的な地球観測を実現する取り組み

  • GEROS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Geophysical & Environmental Research(GER)Corporation Earth Resource Observation System(ジローズ)

    米GER社の地球観測衛星。

  • GEWEX

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Global Energy and Water Cycle Experiment(全球エネルギー・水循環実験計画)

    WCRPのプロジェクトの1つとして、大気、地表面および海洋表層における水循環およびエネルギーフラックスの観測とモデル化を行うことを目的として、1988年に開始された研究計画である。この目的を達成するため次の4つの計画目標を掲げている。1.大気および地表面の特性の全球的な観測による水循環とエネルギーフラックスの把握2.全球水循環と、その大気・地表面・海洋への影響のモデル化3.全球および地域的な水循環過程および水資源の変動、ならびに環境変動に対するそれらの応答の予測能力の開発4.長期的な気象予報、水文、気候予測への応用のための観測技術の開発及びデータ管理・同化システム開発の前進。

  • GHRSST

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】Group for High Resolution Sea Surface Temperature (高解像度海面水温に関する国際グループ)

    GODAEでの活動から発展し、海面水温(SST)監視のために衛星の活用を推進するための国際的なサイエンスのグループ。SSTデータ提供者、利用者、科学者が連携し、SSTデータの共有やデータ処理のベストプラクティス、科学的な対話のフォーラムやSSTを利用者に提供するなどの枠組みを提供。2012年以降、CEOSのSSTバーチャルコンステレーションの活動と連携。

  • GISTDA

    • 組織・機関

    【正式名称】Geo-Informatics and Space Technology Development Agency(地理情報・宇宙技術開発機構)

    タイの宇宙機関。

  • GLI

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Global Imager(グローバル・イメージャ)

    みどりII(ADEOS-II)搭載センサ。海域を含めた地球表面及び雲からの太陽反射光あるいは赤外放射光をグローバルかつ高頻度で観測し、クロロフィル濃度、溶存有機物、表面温度、植生分布、植生バイオマス、雪氷分布、雪氷アルベドなどの物理量を測定することを目的とした光学センサ。海表面温度、海色など海洋のデータを高頻度に得ることに適したセンサ。可視近赤外域(VNIR)に23チャンネル、短波長赤外域(SWIR)に6チャンネル、中間・熱赤外域(MTIR)に7チャンネルを持つ。

  • GLONASS

    • 測位

    【正式名称】ロシア語: ГЛОНАСС - ГЛОбальная НАвигационная Спутниковая Система、ラテン文字転記: GLObal'naya NAvigatsionnaya Sputnikovaya Sistema

    ロシアの測位衛星システム

  • GMS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Geostationary Meteorological Satellite(静止気象衛星)

    「ひまわり」の愛称で知られている日本の気象衛星シリーズ。GMS-1は1977年に米国から打ち上げられ、GMS-2、GMS-3、GMS-4は種子島宇宙センターからの打上げられた。GMS-5は2003年5月22日に米国のGOES-9へと移行された。

  • GODAE

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Global Ocean Data Assimilation Experiment(全球海洋データ同化実験)

    温度、海洋の塩分、速度構造、季節~10年の気候予測などを計測し、準リアルタイムのグローバルな海洋データの実際的デモンストレーション、分析を実施する海洋学研究。

  • GOES

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Geostationary Operational Environment Satellite(静止気象衛星(米国))

    米国の静止気象衛星シリーズ。

  • GOIN

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Global Observation Information Network(地球観測情報ネットワーク)

    日米間で地球観測情報の相互利用ネットワークを構築するための協力的な活動。1993年7月に日本の総理大臣と米国の大統領によって開始することが合意された日米包括経済協議の「地球的展望に立った協力のための共通課題」の一つとして実施された。1995年6月には、GOINデモンストレーションが開催され、JAXA(旧NASDA)はGOINの技術専門家作業部会の共同議長として、この開催を支援した。

  • GOME

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Global Ozone Monitoring Experiment

    ERS-1、ERS-2搭載センサ。オゾン、CFCs等を計測する。

  • GOMOS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Global Ozone Monitoring by Occultation of Stars

    ENVISAT搭載センサ。オゾン、温度、水蒸気、NO2、NO3、OClO等を計測する。

  • GOOS

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Global Ocean Observing System(全球海洋観測システム)

    1998-2008年に実施された全世界の海洋の環境や変動を監視してその予測を可能にするための長期的で系統的な海洋観測システムを構築する国際的な計画。UNESCO(国連教育科学文化機関)のIOC(政府間海洋学委員会)、WMO(世界気象機関)、UNEP(国連環境計画)およびICSU(国連学術連合会議)がスポンサー。IOCが中心的な実行機関。GODAE終了後、主な活動は新しいグループに引き継がれている(GHRSST, GODAE Ocean Viewなど)。

  • GOSAT

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Greenhouse gases Observing SATellite(温室効果ガス技術衛星)

    2009年1月に打上げられた日本の地球観測衛星。愛称は「いぶき」。JAXAと環境省が共同で開発・利用する温室効果ガス・ オゾン観測センサ及びESAが開発する成層圏風観測装置(SWIFT)を主要センサとして搭載し、 傾斜軌道から二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素等の温室効果気体物質 とオゾン層の状態監視のためオゾンやCFC等、大気微量成分の観測する予定。

  • GOSAT-2

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Greenhouse gases Observing SATellite(温室効果ガス観測技術衛星2号)

    2018年10月打上げの、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、環境省(MOE)、国立環境研究所(NIES)の3機関による共同プロジェクトで、2009年に打上げた温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の後継機。愛称は「いぶき2号」。

  • GOSAT-GW

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Global Observing SATellite for Greenhouse gases and Water cycle(温室効果ガス・水循環観測技術衛星)

    温室効果ガス観測ミッション(環境省と国立環境研究所が担当)と水循環変動観測ミッション(JAXAが担当)を担う地球観測衛星。 「しずく」(GCOM-W)の水循環変動観測ミッション、及び、 「いぶき」(GOSAT)及び「いぶき2号」(GOSAT-2)の温室効果ガス観測ミッションを発展的に継続するため、 これらの後継センサである高性能マイクロ波放射計3(AMSR3)、環境省が開発する温室効果ガス観測センサ3型(TANSO-3)を搭載。

  • GPM

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】GPM (Global Precipitation Measurement)(全球降水観測計画)

    NASAとJAXAが中心となって推進する、TRMMの後継・拡張ミッション。日米合同ミッションの降水レーダとマイクロ波放射計を搭載した太陽非同期軌道衛星1機(主衛星)と、日本の「しずく」を含む世界各国のパートナー機関が運用するマイクロ波放射計を搭載した太陽同期極軌道衛星(副衛星)複数機から構成し、高頻度・高精度の降水観測を全球で実施することを目的とする。

  • GPS

    • 測位

    【正式名称】Global Positioning System(全地球測位システム)

    米国国防省の24個以上の地球を周回する衛星による測位システムのこと。この測位衛星からの情報を受信すると、現在いる場所の緯度経度を正確に計算・把握することができる。

  • GRACE

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Gravity Recovery and Climate Experiment

    太陽極大期に合わせて2002年3月打ち上げられた2つの衛星。アメリカ航空宇宙局 (NASA)と ドイツ航空宇宙センター (DLR)の共同ミッション。

  • GRACE-FO

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Gravity Recovery and Climate Experiment Follow-on

    2018年に打ち上げられた、GRACEの後継ミッション。米国とドイツの地球科学研究センター(GFZ)の共同ミッション。

  • GSMaP

    • 地球観測

    【正式名称】Global Satellite Mapping of Precipitation(衛星全球降水マップ)

    GPM計画の下で、JAXAで開発・提供している、複数衛星搭載のマイクロ波放射計を利用した、0.1度格子・1時間毎の世界の降水分布。

  • HAC

    • 測位

    【正式名称】High Accuracy Clock(精度時刻基準装置)

    静止衛星の測位衛星システムとしての有効性及びGPS衛星補間としての有効性を検証することを目的に、きく8号(ETS-VIII)に搭載される装置。

  • HALOE

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Halogen Occultation Experiment

    UARS搭載のセンサ。ClOy、NOy、HOy、O3、HCl、CH4、H2O、NO、NO2、CO2、CFC、HCl、HF、エアロゾルを全球規模で計測する。

  • Himawari

    • 地球観測
    • 衛星

    日本の静止気象衛星のシリーズ。1-5号機までは英語名はGMS、6-7号機はMTSATだったが、8号機以降は、日本語の愛称「ひまわり」が英語名でも使われるようになった。2014年に10月に打ち上げられたひまわり8号と2016年11月打上げのひまわり9号の2機体制で運用している。最先端の観測技術を有する可視赤外放射計AHIを搭載し、米国や欧州などの他の新世代静止気象衛星に先駆けて運用を開始した。

  • HIRS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】High Resolution Infrared Sounder(赤外サウンダ)

    NOAA衛星シリーズ搭載の赤外サウンダ。他のサウンダと共にATOVSというサウンダ一式を構成する。

  • HPA

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】High Power Amplifier(大電力増幅器)

    U/C(送信用周波数変換装置)から送られてきた信号を、衛星に向かってアンテナ経由で送信するのに必要な電力まで増幅する装置。

  • HRDI

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】High Resolution Doppler Imager

    UARS搭載のセンサ。成層圏、中間圏、熱圏下部の風・温度・酸素量、中間圏のオゾン等を計測する。

  • HRV

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】High Resolution Visible(高分解能光学センサ)

    SPOT1、2、3の搭載センサ。可視・近赤外の4バンドとパンクロマチックの観測を行う。

  • HRVIR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】High Resolution Visible and Infrared(高分解能光学センサ)

    SPOT1、2、3に搭載されたHRVを踏襲したセンサ。解像度の改良が加えられている

  • HSB

    • センサー
    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Humidity Sounder for Brazil(マイクロ波水蒸気サウンダ)

    ブラジルが開発したAquaの搭載センサ。共に搭載されたAIRSAMSUとあわせて気象に関するデータプロダクトが作成されたが、2003年2月で運用を停止。

  • HY

    • 地球観測

    【正式名称】Haiyang(海洋)

    中国の海洋観測衛星シリーズ。2002年に打上げられたHY-1Aは2004年に運用終了し、HY-1B、HY-1C、HY-1D、HY-2Aが運用中。

  • HYPERION

    • センサー
    • 地球観測

    NMP/EO-1に搭載されているセンサ。

  • i-Space

    • 測位
    • 通信

    【正式名称】i-Space(アイ・スペース)

    IT社会の発展に向けたインフラ(情報基盤)構築の一環として、JAXA(旧NASDA)の進める通信衛星によって構成される「宇宙インフラ構想」プロジェクトのこと。 衛星を利用することで、日本は、アジア・太平洋地域までを含む広範囲地域に対して同時に、より高速・大容量の情報を効率的に伝えることができる。日本政府が制定した、「IT基本法」基づき、IT戦略本部により2001年1月に「e-Japan戦略」を、同年3月には「e-Japan重点計画」が策定された。

  • IARC

    • 国際協力
    • 組織・機関

    【正式名称】International Arctic Research Center(国際北極圏研究所)

  • ICESat

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Ice, Cloud, and land Elevation Satellite

    2003年1月13日打ち上げられた衛星。レーザー高度計GLASを搭載。2010年に運用終了した。

  • ICESat-2

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Ice, Cloud and land Elevation Satellite-2

    2018年9月打上げの米国の地球観測衛星で、ICESatのフォローアップミッションであり、変化する環境の観測と監視を継続することを目的とする。改良型のレーザー高度計ATLASを搭載。

  • IERS

    • 国際協力
    • 組織・機関

    【正式名称】International Earth Rotation Service(国際地球回転観測事業)

    経度0度(グリニジ子午線)に太陽が南中するのが12時付近になるような時刻のシステムをUT(世界時)と呼ぶが、恒星の観測および地球の自転に基づいて決められている。 各地域で利用する地方恒星時は、パリに本部があるこのIERSが実施しており、うるう秒の管理なども実施している。

  • IGBP

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】International Geosphere Biosphere Program(地球圏-生物圏国際共同研究計画)

    ICSU(国際学術連合会議)が主催する学際的な国際研究計画。全地球のシステムを構成している各過程について研究する国際的な計画として1986年に開始された。地球規模の環境変動に関連する地球の生物学的・化学的相互作用の基礎的な科学的知見を得ることなどを目標としている。

  • IGS

    • 測位
    • 組織・機関

    【正式名称】International GNSS Service(国際GNSS事業)

  • IGY

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】International Geophysical Year(国際地球観測年)

    1957年7月から1958年12月までの期間。64カ国が参加して地球物理学現象の共同観測を行った。

  • IIR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Imaging Infrared Radiometer

    ERS-1、ERS-2搭載センサATSRに含まれる2つのセンサのうちのひとつ。

  • IKONOS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】IKONOS(イコノス)

    米国スペースイメージング社(現在:Maxar Technologies )の地球観測衛星。IKONOS-2は、1999年9月24日に打ち上げられており、30日よりデータ取得されている。 可視・近赤外の4バンドとパンクロマチックバンドの光学センサを搭載し、可視・近赤外バンドが約3.2m、パンクロマチックバンドが約0.8mの地上分解能を持つ。

  • ILAS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Improved Limb Atmospheric Spectrometer(改良型大気周縁赤外分光計)

    みどり(ADEOS)搭載センサ。赤外領域でオゾン(O3)、硝酸(HNO3)、二酸化窒素(NO2)、エアロゾル、水蒸気、フロン-11(CFC11)、メタン(CH4)、一酸化二窒素(N2O)等のオゾンホール現象に関連する大気微量成分を、 また可視領域の酸素分子吸収線から気温、気圧、エアロゾルを測定する。

  • ILAS-II

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Improved Limb Atmospheric Spectrometer-II(改良型大気周縁赤外分光計II型)

    みどりII(ADEOS-II)搭載センサ。みどり(ADEOS)搭載したセンサILASを踏襲し、観測波長範囲を広げ、鉛直分解能を高めている。O3、HNO3、N2O、H2O、CFC-11、CFC-12、CIONO2、NO2、エアロゾル、気温、気圧を測定する。南北両半球の高緯度地域の成層圏のオゾン層を監視・研究するため環境省が開発した大気センサで、フロンガス等の影響で生じたオゾンホールに代表される成層圏の各種現象を長期観測することにより、 オゾン層破壊に関する物理化学現象の科学的解明と特定フロン規制等の対策効果の検証を目的としている。

  • IMG

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Interferometric Monitor for Greenhouse Gases(温室効果気体センサ)

    みどり(ADEOS)搭載センサ。地球の熱放射収支、大気温度の垂直分布、地表温度、雲の物理的特性を監視、研究するためのセンサ。

  • Inmarsat

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Inmarsat(インマルサット)

    インマルサット社が運用している通信衛星。日本でも一部電気通信事業者が使用している。

  • Intelsat

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Intelsat(インテルサット)

    インテルサット社が運用する通信放送衛星。日本でも一部電気通信事業者が使用している。

  • International Disasters Charter

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    災害発生時に地球観測衛星の画像を国際的に提供し合う国際的な防災枠組み。大規模災害発生時に、地球観測衛星データの提供等を通じて、災害の把握、復興および事後処理等に貢献することを目的としている。

  • IOCS

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Inter-Orbital Communication Subsystem(軌道間通信系)

    一般にデータ中継衛星を中継するための追跡管制装置。みどりII(ADEOS-II)にも、データ中継衛星を経由してSバンドおよびKaバンドによるデータ中継および追跡管制を行うためのサブシステムとして搭載されている。通信系、追尾受信系、アンテナ駆動モータ、S&Kaバンド共用アンテナが一体構成となっており、衛星の-Z面からのびたアームに取り付けられている。

  • IPRC

    • 国際協力
    • 組織・機関

    【正式名称】International Pacific Research Center(国際太平洋研究所)

    【正式名称】 International Pacific Research Center(国際太平洋研究所)

  • IRS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Indian Remote Sensing Satellite(インドリモートセンシング衛星)

    インドの地球観測衛星。初代シリーズのIRS-1A(1988-1992年)IRS-1B(1991-2001年)、次期シリーズのIRS-1Cが1995年、IRS-1Dが1997年打ち上げられた。

  • ISAMS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Improved Stratospheric And Mesospheric Sounder

    UARS(Upper Atmosphere Research Satellite)搭載センサ。赤外波長を使用したリムサウンダー。炭素、水蒸気量、窒素、オゾン、一酸化窒素、エアロゾル等を計測する。

  • ISRO

    • 地球観測
    • 測位
    • 組織・機関
    • 通信

    【正式名称】Indian Space Research Organisation(インド宇宙研究機関)

  • ISS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Ionosphere Sounding Satellite(電離層観測衛星「うめ」)

    ISSは1976年2月29日に打ち上げ、ISS-b(うめ2号)は1978年2月16日打ち上げられた電離層観測のための衛星。うめ2号は約1年半のミッション期間が終了した後も観測データの取得を続け、1983年2月23日発生電力の低下により運用を終了。

  • ISS

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】International Space Station(国際宇宙ステーション)

    高度約400kmの上空に、15ヵ国の国際協力で建設された有人実験施設。JAXAは、日本実験棟「きぼう」の運用、宇宙ステーション補給機(HTV)による物資輸送等を担っている。

  • ITU

    • 国際協力
    • 組織・機関
    • 通信

    【正式名称】International Telecommunication Union(国際電気通信連合)

    国際連合(UN)の専門機関の一つで、その目的は電気通信の改善と合理的利用のため国際協力を増進し、電気通信業務の能率増進、利用増大と普及のため、技術的手段の発達と能率的運用を促進することにある。 加盟国数は189カ国(2000年9月時点)で、本部はスイスのジュネーブである。連合の構成は、大きく分けて、電気通信標準化部門(ITU-T)、無線通信部門(ITU-R)、電気通信開発部門(ITU-D)と事務総局からなる。電気通信に関する国際標準の策定の一環として、各国が利用する周波数の規程なども実施しており、衛星で利用する周波数の規程も行っている。

  • JAMSTEC

    • 組織・機関

    【正式名称】Japan Agency for Marine-Earth Science and Technology(国立研究開発法人海洋研究開発機)

    2004年4月発足。旧海洋科学技術センター(略称は、同じくJAMSTEC)。

  • JAROS

    • 組織・機関

    【正式名称】Japan Resources Observation System Organization((財)資源探査用観測システム研究開発機構)

    2012年3月よりUSEF(Institute for Unmanned Space Experiment Free Flyer), ERSDAC(Earth Remote Sensing Data Analysis Center)と合併しJapan Space Systemsとなった。

  • Jason-1

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Jason-1(ジェイソン)

    2001年12月7日に打ち上げられたフランスと米国共同の海洋観測衛星。TOPEX/Poseidonの後継ミッション。2013年に運用終了。後継機としてJason-2(2008-2019年), Jason-3(2016年-)がある。

  • JAXA

    • 地球観測
    • 測位
    • 組織・機関
    • 通信

    【正式名称】Japan Aerospace Exploration Agency (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)

    2003年10月に宇宙開発事業団(NASDA)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙科学研究所(ISAS)の3機関が統合して発足。

  • JCSAT

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】JCSAT(ジェイシーサット)

    スカパーJSAT(株)の運用する通信放送衛星。

  • JERS-1

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Japanese Earth Resources Satellite-1(地球資源衛星1号「ふよう1号」)

    1992年に打ち上げられ、1998年に運用終了した。

  • JMA

    • 組織・機関

    【正式名称】Japan Meteorological Agency(気象庁)

  • JPL

    • 組織・機関

    【正式名称】Jet Propulsion Laboratory(ジェット推進研究所)

    カルフォルニア工科大学に所属し、太陽系のロボット探査機の中心研究機関。地球科学、宇宙物理学に関するミッション計画も行う。

  • JPSS

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Joint Polar Satellite System

    NOAA衛星シリーズの後継の米国の極軌道気象観測衛星のシリーズで、Suomi-NPPJPSS-1(NOAA-20とも呼ばれる)、JPSS-2から構成、JPSS-4まで計画されている。EUMETSATとの国際協定枠組みの下で、JPSSシリーズが午後軌道、欧州のMetOpシリーズが午前軌道でサービスを提供している。

  • JSS

    • 組織・機関

    【正式名称】Japan Space Systems(一般財団法人宇宙システム開発利用推進機構)

    USEF(Institute for Unmanned Space Experiment Free Flyer), JAROS(Japan Resources Observation System Organization), ERSDAC(Earth Remote Sensing Data Analysis Center)が合併し、2012年3月に発足。

  • KARI

    • 地球観測
    • 測位
    • 組織・機関
    • 通信

    【正式名称】Korea Aerospace Research Institute(韓国宇宙研究所)

  • KMA

    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】Korea Meteoroloical Administration(韓国気象局)

  • Kompsat

    • 地球観測

    【正式名称】Korea Multi-Purpose Satellite(韓国多目的衛星)

    低軌道からの地球観測を主なミッションとする衛星開発プログラム。1991年に打上げられたKompsat-1は2008年に運用終了し、Kompsat-2、Kompsat-3、Kompsat-5、Komposat-3Aが運用中。

  • LAC

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】LEISA Atmospheric Corrector

    NMP/EO-1に搭載されているセンサ。

  • Landsat

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Landsat(ランドサット衛星)

    米国の地球観測衛星。可視・赤外のバンドを持つセンサが搭載されている。Landsat-1は1972年打ち上げられた世界最初の地球観測衛星。その後Landsat-2、3、4、5、6と続き、現在Landsat-7Landsat-8が運用されている。

  • Landsat-7

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Landsat-7(ランドサット衛星7号)

    1999年4月15日打ち上げ。TMの後継機器となるセンサETM+を搭載している。

  • Landsat-8

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Landsat-8(ランドサット衛星8号)

    2013年2月11日打ち上げ。センサOLIとTIRSを搭載している。

  • LAPAN

    • 組織・機関

    【正式名称】Lembaga Penerbangan dan Antariksa Nasional(インドネシア語表記)/National Institute of Aeronautics and Space of Indonesia(インドネシア国立航空宇宙研究所)

  • LASCOM

    • 組織・機関
    • 通信

    【正式名称】Local Authorities Satellite Communications(財団法人自治体衛星通信機構)

    SuperBirdを利用して、全国の地方公共団体等を結ぶ「地域衛星通信ネットワーク」を管理・運営している。

  • LDR

    • 通信

    【正式名称】Large Deployable Reflector(大型展開アンテナ)

    きく8号(ETS-VIII)に搭載された大型展開アンテナ。

  • LEM

    • 通信

    【正式名称】Launch Environment Monitor(打上げ環境・展開モニタ装置)

    将来の3トン級衛星に加わる打上げ環境を予測するための基礎データ取得を目的に、衛星打上げ段階から衛星分離までにきく8号(ETS-VIII)に加わる定加速度、振動加速度を測定した装置。

  • LEO

    • 共通専門用語

    【正式名称】Low Earth Orbit(低高度地球軌道)

    1500km以下の軌道。

  • LIS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Lightning Imaging Sensor(雷観測装置)

    TRMM衛星やISSに搭載された、大気中の発雷の回数、頻度、雷の放射エネルギーを観測するセンサで、米国が開発。

  • LNA

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Low Noise Amplifier(低雑音増幅器)

  • LRR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Laser Retro-reflectors(レーザ反射鏡)

    ERS-1、ERS-2、ENVISAT搭載センサ。

  • LUCE

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Laser Utilization Communications Equipment(OICETS光衛星間通信機器)

    きらり(OICETS)に搭載された光衛星間通信機器。

  • MADRAS

    • センサー
    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Microwave Analysis and Detection of Rain and Atmosphere Systems(マイクロ波放射計)

    Megha-Tropiques衛星搭載のマイクロ波放射計。18.7-157GHz帯に5周波数・9チャネルを持つ。インドとフランスが共同で開発。2013年に運用停止。

  • MC-TDMA

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Multi-Carrier Time Division Multiple Access(マルチキャリアTDMA)

    複数の帯域をまとめることで広帯域し、その周波数を時間を分割して複数の地上局で共有する方式。

  • MDP

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Mission Data Processing Subsystem(ミッションデータ処理系)

    伝送すべきミッションデータを選択し、ミッションデータに必要なデータを付加しパケット化/多重化のフォーマット編集を行った後、直接伝送系(DT)、 軌道間通信系(IOCS)に伝送するとともに、ミッションデータレコーダ(MDR)に伝送する機能を有する衛星装置。

  • Measat

    • 衛星
    • 通信

    MEASAT Satellite Systems Sdn. Bhd.(マレーシア)社が運用する衛星。

  • Megha-Tropiques

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    2011年10月に打ち上げられた、インドとフランスの合同の地球観測衛星。軌道傾斜角20度の太陽非同期軌道で、MADRASSAPHIRSCARABを搭載し、熱帯地方の大気の研究を目的とする。GPM計画にも副衛星として参加。

  • MEO

    • 共通専門用語

    【正式名称】Medium Earth Orbit(中高度地球軌道)

    LEOより1万Km高い軌道

  • MERIS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Medium Resolution Imaging Spectrometer Instrument

    ENVISAT搭載センサ。可視・近赤外の15バンドで海洋観測を行う。3日で全球データを得られる。

  • MESSR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Multispectral Electronic Self Scanning Radiometer(可視近赤外放射計)

    MOS-1、1b搭載センサ。可視2バンド、近赤外1バンドを持つ。

  • METEOR

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】METEOR(メテオール)

    ロシア(旧ソ連含む)の周回型気象衛星。

  • Meteosat

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Meteorological Satellite(静止気象衛星(欧州))

    EUMETSATの静止気象観測衛星。

  • MetOp

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Meteorological Operational Polar Satellite(極軌道実用気象衛星)

    EUMETSATが運用する欧州の最初の極軌道気象観測衛星。MetOp-A,-B,-Cと3機のシリーズ衛星。NOAAとの国際協定枠組みの下で、MetOpシリーズが午前軌道、米国のJPSSシリーズが午後軌道でサービスを提供している。

  • Metop-SG

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Meteorological Operational Satellite Program of Europe - Second Generation

    欧州の極軌道気象観測衛星MetOpシリーズの第2世代。EPS-SGの名称でも知られる。MetOp-S-A、MetOp-SG-Bの2機から構成される。

  • MHS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Microwave Humidity Sounder(マイクロ波水蒸気サウンダ)

    EUMETSATが開発した、NOAA衛星シリーズ及びMetOp衛星シリーズ搭載の水蒸気サウンダ。89-190.311GHz帯に5チャネルを持つ。AMSU-Bの後継。

  • MIPAS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Michelson Interferometer for Passive Atmospheric Sounding

    ENVISAT搭載センサ。温度、オゾン、H2O、CH4、N2O、HNO3、CFCs等を計測する。

  • MISR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Multi-angle Imaging SpectroRadiometer

    TERRA(EOS-AM1) 搭載センサ。4色のバンドを持つ9つのカメラで撮影し、中分解能の広域なステレオ撮影が可能。

  • MLI

    • 共通専門用語

    【正式名称】Multi Layer Insulation(多層断熱材)

    人工衛星の表面を覆うフィルム。金色のMLIは、熱に強いポリイミドという黄色いフィルムにアルミを蒸着しているため金色に見える。このフィルムの下にさらに、プラスチック製の薄い網と薄いフィルムを交互に10~20枚程度重ねることで、真空の宇宙空間で高い断熱性能を発揮させることができる。

  • MLS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Microwave Limb Sounder

    UARS搭載センサ。気温、水蒸気、H2O、OH、HO2、O3、CO、HCN、CH3CN、N2O、HNO3、HCl、HOCl、ClO、BrO、SO2等を計測する。

  • MMIC

    • 共通専門用語

    【正式名称】Monolithic Microwave Integrated Circuits(集積回路)

  • MODIS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Moderate Resolution Imaging Spectroradiometer(中分解能撮像分光放射計)

    TERRA、Aquaの搭載センサ。

  • MOPITT

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Measurement of Pollution in the Troposphere

    TERRA(EOS-AM1) 搭載センサ。対流圏の汚染源物質などの観測。

  • MOS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Marine Observation Satellite(海洋観測衛星「もも」)

    MOS-1は1987年2月19日に、MOS-1bは1990年2月7日にが打ち上げられた日本の地球観測衛星。

  • MS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Microwave Sounder

    ERS-1、ERS-2搭載センサATSRに含まれる2つのセンサのうちのひとつ。大気の湿度に関するデータを提供する。

  • MSC

    • 組織・機関

    【正式名称】Meteorological Satellite Center(気象衛星センター)

    気象衛星からの観測データ受信及び気象衛星の運用を行う気象庁の付属機関。

  • MSR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Microwave Scanning Radiometer(マイクロ波放射計)

    MOS-1、MOS-1b搭載センサ。海面、大気中の水蒸気、海氷、積雪を観測する。

  • MSS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Multispectral Scanner(マルチスペクトル・スキャナ)

    Landsat搭載センサ。光学系と検出器を組み合わせ、地表面からの太陽反射光を可視域から近赤外域までの4つの波長帯に分けて観測する。

  • MSU

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Microwave Sounding Unit (マイクロ波サウンダ)

    NOAA衛星シリーズ搭載のマイクロ波サウンダ。

  • MTSAT

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Multifunctional Transport Satellite(運輸多目的衛星)

    日本の気象観測、気象情報中継、航空通信中継等を行う衛星。1998年にMTSAT-1が打ち上げ失敗に終わり、2005年にMTSAT-1Rが打ち上げられた。

  • MWR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Microwave Radiometer

    ENVISAT搭載センサ。南極や付近の海の輝度温度を計測・マッピングする。同じくENVISATに搭載されるセンサRA-2と共にデータ作成される。

  • MYSA

    • 組織・機関

    【正式名称】Malaysian Space Agency(マレーシア宇宙庁)

  • N-SAT-110

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】N-SAT-110(110度衛星)

    JSAT(株)と宇宙通信(株)の共同運用の通信放送衛星。

  • N-STAR

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】N-STAR(エヌスター)

    NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモが運用する通信放送衛星。現在N-STARa、bがある。Ku、KaのトランスポンダはJSAT(株)が所有する。

  • NICT

    • 地球観測
    • 測位
    • 組織・機関
    • 通信

    【正式名称】National Institute of Information and Communications Technology(国立研究開発法人情報通信研究機構)

    情報通信分野を専門とする我が国唯一の公的研究機関として、情報通信に関する技術の研究開発を基礎から応用まで統合的な視点で推進している。通信総合研究所(CRL)と通信・放送機構が統合し、2004年4月に発足。

  • NIES

    • 組織・機関

    【正式名称】National Institute for Environmental Studies(国立環境研究所)

    旧環境庁の国立郊外研究所として発足し、1990年に前面改組、2001年1月の省庁再編成、その4月に独立行政法人となった。 新組織化は、社会的要請の強い問題に即応する6つのプロジェクトチーム、環境政策の新たなニーズに対応する2つの研究センター、専門分野での研究を長期的展望で推進する6つの研究領域、 すべての研究の基盤となるモニタリングや計測技術あるいは環境情報の提供を担う2つの研究支援センターを核とした構成となっている。

  • Nimbus

    • 地球観測
    • 衛星

    米国の気象研究開発衛星のシリーズ。1967年に1号機(Nimbus-1)が打ち上げられた後、1994年に最後のNimbus-7が打ち上げられた。新しいセンサ技術の試験と、気象予報の向上のための大気データの提供を目的。

  • NMP/EO-1

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】New Millennium Program's first flight、Earth Observing One

    2000年11月21日打ち上げ。ALIHYPERIONLEISAの3つのセンサを搭載している。 Landsat-7ETM+と協力した形のデータ収集を行っている。

  • NOAA

    • 組織・機関

    【正式名称】National Oceanic and Atmospheric Administration(米国海洋大気庁 または 気象衛星NOAA)

  • NRSC

    • 国際協力
    • 組織・機関

    【正式名称】National Remote Sensing Center(ナショナルリモートセンシングセンター)

    インドのリモートセンシング機関。

  • NSCAT

    • センサー
    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】NASA Scatterometer(NASA散乱計)

    みどり(ADEOS)搭載センサ。2日ごとに、全海域の90%の風速と風向を天候に左右されることなく観測する。

  • OBP

    • 通信

    【正式名称】Onboard Processor(オンボード回線交換機)

    音声や低速データ通信(最高32kbps)のため、きく8号(ETS-VIII)に搭載した交換機でN対Nの通信が可能。これにより、地上局同士の通信が1ホップですむ。

  • OCEAN

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】OCEAN(オーシャン)

    ロシアの地球観測衛星

  • OCTS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Ocean Color and Temperature Scanner(海色海温走査放射計)

    みどり(ADEOS)搭載センサ。海洋の水色及び水温データを高頻度に且つグローバルに反復取得し、クロロフィル濃度、浮遊物、及び水温の把握を行うことを目的とした光学センサ。OCTSは1978年に打ち上げられた、米国のNIMBUS-7に搭載された初の本格的な海洋観測用光学センサであるCZCS(Coastal Zone Color Scanner)の観測ミッションを引き継ぐものである。可視近赤外域8バンド、赤外域4バンドの観測波長を用いて、高感度なマルチバンドのスペクトル観測を行った。

  • ODIN

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】ODIN(オーディン)

    2001年2月20日に打ち上げられたスウェーデンの地球観測衛星。光学分光計と、サブミリ波帯の放射計を搭載している。光学分光計は、エアロゾル、ClO、O3、O2、O4、NO、NO2等の観測、 サブミリ波帯の放射計、ClO、CO、NO2、N2O、H2O2、HO2、H2O、H218O、NO、N2O、HNO3、O3、O2を計測し、 H218O、H2O、H2S、NH3、H2CO、O2、CS、13CO、H2CS、SO、SO2からの推移に着目したもの。

  • ODR

    • 地球観測

    【正式名称】Optical-disk Data Recorder(光ディスクレコーダ)

    みどりII(ADEOS-II)搭載機器。光磁気ディスク方式による高速大容量データレコーダで、みどりII(ADEOS-II)Iにおいて初めて搭載され、高速大量データの記録を行う実験機器。

  • OICETS

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Optical Inter-orbit Communications Engineering Test Satellite(光衛星間通信実験衛星)

    数万kmを隔てた衛星と衛星の間で、レーザー光を使った光通信(光衛星間通信)実験を行うためのJAXAの技術試験衛星。 ESA (欧州宇宙機関) の先端型データ中継技術衛星「ARTEMIS」との間で、実証実験を行った。2005年打上げ2009年運用終了。

  • OKEAN

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】OKEAN(オケアン)

    ウクライナの地球観測衛星。

  • One hop

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】One hop(1ホップ)

    地上局間で衛星通信をする際、別の中継局を介すこと(2ホップ)なく、地上局同士が直接、衛星中継する経路。

  • OPS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Optical Sensor(光学センサ)

    JERS-1搭載センサ。可視近赤外の3バンド、短波長赤外に4バンド、立体視バンドを持つ。

  • OPS

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Onboard Packet Switch(搭載パケット交換機)

    データ通信(誤り訂正時、最高512Kbps)のため、きく8号(ETS-VIII)に搭載した交換機でN対Nの通信が可能。これにより、地上局間の通信が1ホップですむ。

  • Orbcomm

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Orbcomm(オーブコム)

    ORBCOMM(米)とオーブコムジャパン(日)の運用する低軌道通信衛星。

  • OrbView

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】OrbView(オーブビュー)

    米オーブイメージ社の地球観測衛星。

  • OSTM

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Ocean Surface Topography Mission

    JASON-1の後継衛星。

  • PALSAR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Phased Array type L-band Synthetic Aperture Radar(フェーズドアレイ方式バンド合成開口レーダ)

    だいち(ALOS)搭載センサ。JERS-1の搭載センサSARの機能・性能を向上させた、能動マイクロ波センサ 昼夜の区別なく、天候に大きく左右されることなく計測できる特質と、高分解能モードでは10mの解像度実現する。

  • PALSAR-2

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Phased Array type L-band Synthetic Aperture Radar-2(フェーズドアレイ方式バンド合成開口レーダ)

    「だいち2号(ALOS-2)」に搭載のセンサ。「だいち(ALOS)」のPALSAR (フェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ)と比べ、新たな観測モード(スポットライトモード)を追加し、1~3mの分解能を実現。

  • PARASOL

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    2004年12月18日に、ギアナ宇宙センターよりアリアン5Gロケットで打上げられたフランスの地球観測衛星。主に雲、エアロゾル観測を行うことを目的としている。

  • PAS

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】PanAmSat(パンアムサット)

    パンアムサット社が運用する通信放送衛星。日本ではKDDI(株)、パンアムサット・インターナショナル・システムズ、日本テレコム(株)が第一種電気通信事業者として使用している。

  • PCM

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Pulse Code Modulation(パルス符号変調)

    アナログ信号をデジタル信号に変換する変調方式の一つ

  • PDL

    • 共通専門用語

    【正式名称】Solar Array Paddle Subsystem(太陽電池パドル系)

    太陽エネルギーを電気エネルギーに変換し、衛星へ電力を供給する。みどりII(ADEOS-II)に搭載するパドル系は、5kw以上(BOL)の大きな発生電力、高収納性、軽量化等の要求を満足するために、 太陽電池セルを全部で55680枚実装したフレキシブルなブランケット50枚を、関節型のマストを軌道上で伸展させることで展張する方式をとっている。

  • PDR

    • 共通専門用語

    【正式名称】Preliminary Design Review(基本設計審査)

    衛星/ロケット等の試験・スケジュール関連の用語。PDRは、契約書及び技術仕様書(システム仕様書、開発仕様書など)の各項目を満足する製品の実現性などを検討し、詳細設計に移行できることを確認する設計審査のこと。

  • PEM

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Particle Environment Monitor

    UARS搭載センサ。4つのセンサが集まったもので、エネルギー収支、地磁気等のデータを取得するセンサ。

  • PFM

    • 共通専門用語

    【正式名称】Proto-flight Mode(プロトフライトモデル)

    プロトフライトモデルには、次の二つの場合がある。1. 元来はプロトタイプに指定されており、完全にまたは部分的に認定試験を受けたモデルで、その後フライト品としての評価及び必要な改修を行なって、フライト用に再指定されたもの。2. 前もってプロトタイプ及びフライトタイプの両用に指定されたもので、受入試験及び認定試験の各要素を混合した環境試験を行なわなければならないモデルのこと。

  • Phased array antenna

    • 共通専門用語
    • 地球観測
    • 通信

    【正式名称】Phased array antenna(フェーズドアレイアンテナ)

    同じアンテナ素子を多数配列し、そのアンテナ 配列方法や励振の仕方(励振振副、励振位相を変える)などによって、アンテナの指向性を要求に応じるように指向性合成する。 これにより、所望の指向性や利得を得られ、主ビームの幅を変化させることができ、また、主ビームを任意の方向に向けることができる。

  • PhilSA

    • 組織・機関

    【正式名称】Philippine Space Agency(フィリピン宇宙庁)

  • Pléiades

    • 地球観測
    • 衛星

    Airbus DS社の高分解能地球観測衛星。可視3バンド、近赤外1バンドの一般的な波長の可視・赤外光マルチスペクトルセンサと、高解像度撮影用のパンクロマティックセンサを搭載。

  • POES

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Polar Operational Environmental Satellite(極軌道気象衛星)

    米国の極軌道気象衛星シリーズ(TIROS衛星シリーズ、NOAA衛星シリーズ、JPSS衛星シリーズ)の総称。現業気象業務への利用のため、常に2機体制の観測で運用。2010年以降は欧州のMetOpシリーズと連携。

  • POLDER

    • センサー
    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Polarization and Directionality of the Earth's Reflectances(地表反射光観測装置)

    みどりII(ADEOS-II)搭載センサ。フランス国立宇宙研究センター(CNES)によって開発されたプッシュブルーム型のセンサで、 広視野(FOV)、マルチバンド、偏光測定能力を有し、地球表面、エアロゾル、雲、海で反射される太陽光の偏光、方向性及び分光特性を測定する。

  • PQR

    • 共通専門用語

    【正式名称】Post Qualification Test Review(認定試験後審査)

    衛星/ロケット等の試験・スケジュール関連の用語。PQRは、認定試験の結果を評価し、技術仕様書の要求事項に合致した製品を製造しうる設計及び製造工程が確立したことを確認する設計審査。

  • PR

    • センサー
    • 共通専門用語
    • 地球観測

    【正式名称】Precipitation Radar(降雨レーダ)

    TRMM衛星搭載のフェーズドアレイ方式のKu帯レーダ。旧NASDA(現JAXA)と旧CRL(現NICT)が開発した、世界初の衛星搭載降雨レーダ。降雨の鉛直構造を観測し、同時搭載のマイクロ波放射計TMIとの同時観測により、熱帯・亜熱帯域の降雨推定の精度を大幅に向上した。

  • PR

    • 共通専門用語

    【正式名称】Preliminary Review(事前審査)

    衛星/ロケット等の試験・スケジュール関連の用語。PRは効果的な設計審査を行うために、設計審査に先立って、当該設計審査対象について契約の相手方(受注者)の審査チームが行う審査である。

  • PRARE

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Precise Range and Range-rate Equipment(精密測距装置)

    ERS-1、ERS-2搭載センサ。マイクロ波を用いた全天候型の高精度測距のための装置。

  • Priroda

    • 国際協力
    • 地球観測

    【正式名称】Priroda(プリローダ)

    ミールの地球科学・環境監視モジュールで、1996年4月23日打ち上げられた。ドイツの観測センサMOMS(Modular Optoelectronic Multispectral/Stereo Scanner)の流れを汲むMOMS-2P等が搭載されている。

  • PRISM

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Panchromatic Remote-sensing Instrument for Stereo Mapping(パンクロマチック立体視センサ)

    だいち(ALOS)搭載センサ。可視域の波長帯を持つ光学センサで、地表を2.5mの分解能で観測できる。衛星の進行方向に対して前方、直下、後方の3方向の画像を同時に取得することにより、高精度の地形デ ータ取得する。

  • PSK

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Phase Shift Keying(位相偏移変調)

    デジタルの変調方式のひとつ。ディジタル符号に応じて搬送波の位相を離散的に変化させる変調方式。電力・周波数利用効率共にASKFSKより優れていて、他の変調方式と比較すると、C/Nに対する誤り率が小さいという特徴を持つので、最も良く利用される。 さらに包絡線が一定で振幅には情報がないので、PSK信号は、伝送路のレベル変動に強いのが特徴である。BPSKQPSKUQPSKなどの種類がある。

  • PSM

    • 共通専門用語

    【正式名称】Paddle Stroke Monitor(パドルストロークモニタ)

    みどりII(ADEOS-II)に搭載されたTCMの伸縮量(ストローク量)をモニタする装置。TCMの張力部に搭載されている。

  • PSR

    • 共通専門用語

    【正式名称】Preshipment review(出荷前審査)

    衛星/ロケット等の試験・スケジュール関連の用語。PSRは、フライトモデルの納入にあたって製品の詳細な設計内容が、契約書・技術資料書の要求事項を満足し、納入に問題ない事を確認する審査。

  • PTM

    • 共通専門用語

    【正式名称】Paddle Tension Monitor(パドルテンションモニタ)

    みどりII(ADEOS-II)に搭載された太陽電池セルが搭載される膜面の張力をモニタする装置。ブランケット部根元のバネヒンジに搭載されている。

  • QPSK

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Quadri Phase Shift Keying(QPSK変調)

    ディジタル符号に応じて搬送波の位相を離散的に変化させるディジタル信号の変調方式「PSK方式」のひとつ。

  • QuickBird

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】QuickBird(クイック・バード)

    米デジタルグローブ社の地球観測衛星。QuickBird-1は2000年11月20日に打ち上げられたが失敗し、その後、2001年10月にQuickBird-2が打ち上げられている。2001年9月にアースウォッチ社から現在のデジタルグローブ社に社名変更した。

  • QuikSCAT

    • 地球観測
    • 衛星

    1999年6月19日打ち上げられた米国の地球観測衛星。搭載されているセンサSeaWindsは、 NSCAT(みどり(ADEOS)に搭載されたが1997年6月に電力が失われた)のデータ補間をするためのquick recovery ミッションとして打ち上げられた。

  • QZS

    • 測位
    • 通信

    【正式名称】Quasi-Zenith Satellite(準天頂衛星)

    静止軌道を約45度傾け適切な離心率をもつ軌道に、少なくとも3機の衛星を互いに同期して配置することで、常にひとつの衛星が日本の天頂付近に滞留する衛星システムに用いる人工衛星。

  • QZSS

    • 測位

    【正式名称】Quasi-Zenith Satellite System(準天頂衛星システム)

    準天頂衛星を含む複数衛星により構成される測位衛星システム。内閣府が開発・運用する。

  • RA

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Radar Altimeter(レーダ高度計)

    ERS-1、 ERS-2搭載センサ。衛星から海や氷面までを高精度(cm単位)に高度計測することができる。海の波の高さから風速も計測できる。

  • RA-2

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Radar Altimeter 2(レーダ高度計)

    ENVISAT搭載センサ。Skylab、GOES 3、SeaSat、Geosat、 ERS-1、 TOPEX/PoseidonERS-2の搭載のレーダ高度計の流れを汲んでいる。

  • RADARSAT

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】RADARSAT(レーダサット)

    カナダの地球観測衛星。RADARSAT-1は、カナダ最初の商用地球観測衛星、1995年11月打ち上げられた。 microwave Synthetic Aperture Radar(SAR)systemを搭載しており、全天候の陸海域モニタリングを目的としている。後継機のRADARSAT-2は、2007年に打ち上げられた。

  • RapidScat

    • センサー
    • 地球観測

    ISS搭載の米国のマイクロ波散乱計。QuickSCAT搭載のSeaWindsの後継として2014年9月に打ち上げられ、2016年11月に運用を終了した。ISSRapidScatともいう。

  • RCS

    • 共通専門用語

    【正式名称】Reaction Control Subsystem(推進系)

    所定の軌道近くに打ち上げられた衛星が、予め決められた軌道に投入、所定の姿勢に修正するため、衛星が持つ推進系の装置。みどりII(ADEOS-II)の場合、姿勢軌道制御系(AOCS)からの制御信号に応じて、 初期姿勢捕捉および軌道制御に必要な推力を、1Nスラスタ、20Nスラスタによって発生する。 スラスタ、推薬タンク、弁、圧力計等全てのコンポーネント/配管を1つの構体に集約し、熱制御も独立させた点が従来の衛星にない特色となっている。

  • RD

    • 共通専門用語

    【正式名称】Rate damping(レートダンピング)

    ロケットおよびロケットからの衛星分離時に与えられた回転運動(角速度)を止める(収束させる)ために行う制御のこと。衛星に取り付けられたスラスタの噴射により行われる。

  • Resource21

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Resource21(リソース21)

    米国の地球観測衛星 地球モニタリングに関心のある科学的・国際的なビジネス界のために廉価な情報製品および解決策を提供しようというもの。

  • RESURS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】RESURS(レスルス)

    1997年に打ち上げられたロシアの高分解能光学センサ搭載衛星。RESURS-01は、MSU-EとMSU-SKというセンサを搭載している。MSU-Eは、500-900nm3チャンネル、45mの解像度、MSU-SKは540-11800nmの最初の4チャンネルが160mの解像度、5チャンネル目は600mの解像度となっている。RESURS-02は、01の改良版として、MSU-E、MSU-SK、SLR(Travers-1T)、MW-radiometer(Delta-2)を搭載している。MSU-Eは01と同じく3チャンネルだが解像度と観測幅が変わっている。MSU-SKは01と同じもので、その他、SARである SLRは200m×200mの分解能で100kmの観測幅。 MW-radiometerは、17000m×90000mの分解能で1000kmの観測幅を持つ。RESURS-F consists of the F1、F2 and F3 series. RESURS-F1は、最も古いタイプの2つのカメラKATE-200とKFA-1000を搭載する。KATE-200は500-850nm帯を使い、解像度は15m-30m、240km×240kmの観測域。KFA-1000は、570-680nmと680-810nmのカラーフィルムで8-10mの解像度、80km×80kmの観測域。RESURS-F2は、更に地形用のカメラシステムを搭載。MK-4は460-900nmの6バンドを持ち、3バンドを選んでイメージ化できる。解像度は6-8m150km×150kmの観測域。2つのステレオカメラを搭載している。RESURS-F3が最も最近のシステムで、2mの解像度、30km×30kmの観測域のパンクロマチックカメラを搭載しており、7万-9万分の1のスケールの画像として利用できる。

  • RF

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Radio Frequency(無線周波)

  • RIKEN

    • 組織・機関

    【正式名称】Institute of Physical anc Chemical Research(理化学研究所)

    物理学、工学、化学、生物学、医科学などにおよぶ広い分野で研究が進められている自然科学の総合研究所。

  • RIS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Retroreflector In Space(地上・衛星間レーザ長光路吸収測定用リトロリフレクター)

    みどり(ADEOS)搭載センサ。地上から発射されるレーザー光を地上に反射するためのリトロリフレクターで、往復の光路の大気の吸収スペクトルを測定することによってオゾンやメタン等の大気中の微量分子の濃度を測定する。 3枚の鏡面を直角に組み合わせたコーナーキューブ構造を持ち、有効口径は約50cm。外レーザーを光源として、地上局上空のオゾン、フロン12、炭酸ガス、メタン等が測定される。

  • RNG

    • 共通専門用語
    • 測位

    【正式名称】Ranging(測距)

    地上と衛星間の距離を測ること。衛星を運用するために必要。

  • RRMD

    • 共通専門用語

    【正式名称】Real-time Radiation Monitoring Device(実時間放射線モニタ装置)

    宇宙船内に達する高エネルギーの宇宙放射線をリアルタイムで計測するための装置。

  • RX

    • 共通専門用語

    【正式名称】Receiver

    Receiverを指す

  • SAFE

    • 国際協力
    • 組織・機関

    【正式名称】Space Applications for Environment

    APRSAFの元に立ち上げられたイニシアチブで、気候変動のもたらす影響把握と状況監視および国連SDGs、パリ協定、さらには仙台防災枠組を含む地球規模課題の解決に貢献する実践的なソリューション提供の検討を行います。

  • SAGE III

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Stratospheric Aerosol and Gas Experiment III

    2001年12月10日打ち上げられたロシアのMETEOR 3M-1に搭載されている成層圏観測センサ。

  • SAOC

    • 地球観測

    【正式名称】Satellite Applications and Operations Center(衛星利用運用センター)

  • SAPHIR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Sondeur Atmospherique du Profil d'Humidite Intertropicale par Radiometrie(マイクロ波水蒸気サウンダ)

    Megha-Tropiques衛星搭載のフランスが開発した水蒸気サウンダ。水蒸気の吸収帯域である183GHz帯に6チャネルを持つ。

  • SAR

    • 共通専門用語
    • 地球観測

    【正式名称】Synthetic Aperture Radar(合成開口レーダ)

    合成開口レーダの方式のマイクロ波センサのこと。 ERS-1、ERS-2に搭載されたAMIや、 RADARSATもこのタイプであるがCバンドのマイクロ波を利用している。日本では一般的にJERS-1に搭載されたLバンドのマイクロ波を利用した合成開口レーダことである。

  • SARAL

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Satellite with ARgos and ALtiKa

    フランス国立宇宙研究センター(CNES)とインド宇宙研究機関(ISRO)が共同開発し、2013年に打ち上げた海洋観測衛星。電波高度計AltiKaを用いて海洋面や氷雪面の計測を行うとともに、Argos-3システムによって全球の環境モニタリング情報収集を行う。

  • ScaRaB

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Scanner for Radiation Budget

    Megha-Tropiques衛星搭載のフランスが開発したセンサ。大気上端での地球の放射収支を推定するために、短波・長波放射のデータを収集する。

  • SCD

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Satellite de Coleta de Dabos(環境データ収集衛星)

    ブラジル国立宇宙研究所で開発された地球観測衛星。

  • SCIAMACHY

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Scanning Imaging Absorption SpectroMeter Atmospheric ChartographY

    ENVISAT搭載センサ。O3、O2、(O3)2、H2CO、SO2、BrO、OClO、ClO、NO、NO2、NO3、H2O、CO、CO2、CH4、N2O、雲、エアロゾルを計測する。

  • SCS

    • 組織・機関
    • 通信

    【正式名称】Space Collaboration System(スペース・コラボレーション・システム)

    メディア教育開発センターをHUB局として、国立・私立大学、国立高等専門学校、大学共同利用機関等の123機関150局(平成13年4月1日時点)が参加する衛星通信双方向ネットワーク網。

  • SeaWiFS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Sea-viewing Wide Field-of-view Sensor

    OrbView-2搭載のセンサ。海洋におけるグローバルな炭素収支を把握する研究などを実施。他のセンサシステムと併せて海洋におけるクロロフィル等の校正データや海色データなどを取得する。

  • SeaWinds

    • センサー
    • 地球観測

    NASAが2011年にNPP (NPOESS Preparatory Project:NASA、IPO、NOAAの気象衛星ミッション)として打ち上げた地球観測衛星を、2012年にSuomi NPPと改名したもの。衛星気象学の父と呼ばれるウィスコンシン大学の気象学者Verner E. Suomi氏の名前に由来する。

  • Sentinel

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    ECが展開する地球観測プログラムCopernicus Programme(以前はGMES (Glopbal Monitoring for Environment and Security) の名称で知られる)の一環で地球を観測する衛星シリーズ。観測データは無償で公開されている。Sentinel-1はSARを搭載する2機の衛星によるコンステレーション、Sentinel-2は高解像度の光学イメージャを搭載、Sentinel-3は位相が180度異なる2機の衛星によるコンステレーションで複数の光学センサと地形測量のセンサを搭載、Sentinel-4は静止衛星で紫外/可視/近赤外のサウンダを搭載、Sentinel-5はMetOp-SG-Aに搭載予定で大気中の5つの微量ガスの監視のために紫外/可視/近赤外/短波長赤外の分光計のミッション、Sentinel-5PはSentinel-5の先駆(Precursor)ミッション。Sentinel-6 Michael Freilichは、欧米の合同ミッションで海面高度計を搭載、米仏の海面高度計ミッション(TOPEX/Poseidon、Jasonシリーズ)の後継であり、NASA地球科学部門の元ディレクターMichael Freilich博士に由来する。

  • Sentinel Asia

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    宇宙技術によるアジア太平洋地域の災害管理への貢献を目的として立ち上げられた国際協力プロジェクトで、JAXAが事務局を行う。 地球観測衛星画像などの災害関連情報をインターネット上で共有し、自然災害による被害を軽減することを目指す。

  • SGLI

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Second generation Global Imager(多波長光学放射計)

    しきさい(GCOM-C)搭載センサ。SGLIは、みどりII(ADEOS-II)に搭載されたグローバルイメージャ(GLI)の後継センサであり、 近紫外から熱赤外域(380nm~12?m)においてマルチバンド観測を行う。

  • SICH

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】SICH(シッチ)

    ウクライナの地球観測衛星。

  • Sich 1M

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】 植生、氷雪、雲、大気、海、電磁場などを観測する、ロシアの地球観測衛星。

  • SIRAL

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】SAR Radar Altimeter(レーダー高度計)

    欧州のCryosat-2に搭載のレーダー高度計。

  • SJAC

    • 組織・機関

    【正式名称】Society of Japanese Aerospace((社)日本航空宇宙工業会)

  • SLATS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Super Low Altitude Test Satellite(超低高度衛星技術試験機)

    JAXAが培ってきたイオンエンジン技術を利用して超低高度における軌道維持・軌道変換技術を実証する人工衛星。

  • Slotted ALOHA system

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Slotted ALOHA system(スロッテドアロハ方式)

    各地球局が同期をとることなくランダム方式に衛星回線にアクセスするALOHA方式の1つで、回線上の時間軸をパケットの送信時間に相当するスロットに分割し、各局の送信タイミングをスロットに同期させる方式。

  • SLR

    • 共通専門用語
    • 測位

    【正式名称】Satellite Laser Ranging(衛星レーザー測距)

    地上から衛星に向けて発したレーザ光が、衛星側の反射鏡に反射して戻ってくる時間を測ることによって距離を測定する方法。

  • SMAP

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Soil Moisture Active/Passive Mission

    2015年 米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた地球観測衛星。搭載する放射計とレーダにより地球全体の土壌の水分量を計測し高解像度の土壌水分地図を製作することを目的とする。打ち上げ後、レーダに不具合が発生し、現在は放射計のみでの運用となっている。

  • SMMR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Scanning Multi-channel Microwave Radiometer(マイクロ波イメージャ)

    Nimbus-7に搭載されたマイクロ波放射計。6.6-37GHzの5周波数・10チャネルを持ち、全球の海氷分布、海面水温、海上風速、水蒸気量などを、世界で初めて定常的に観測した。

  • SMOS

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Soil Moisture and Ocean Salinity Mission

    欧州宇宙機関(ESA)がフランス国立宇宙研究センター(CNES)およびスペイン産業技術開発センター(CDTI)と協力して2009年に打ち上げた地球観測衛星。全地球の土壌水分分析及び海洋塩分分布の調査を目的とする。

  • SORCE

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Solar Radiation and Climate Experiment

    2003年1月25日打ち上げられた太陽及び気象探査衛星。

  • SPAISE

    • 通信

    【正式名称】Space-based AIS Experiment(衛星搭載船舶自動識別システム実験)

    AIS信号を衛星軌道上で受信することで、全球における船舶の航行情報を得ることができる

  • SPF

    • 通信

    【正式名称】Stratospheric Platform(成層圏プラットフォーム)

    成層圏(高度20km程度)で定点にとどまり、高度な通信・放送における無線中継や地球環境の観測・監視等に利用できる飛行船を開発するプロジェクト。

  • SPIN-2

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Companies、Inc、 Space Information2-meter(スピン2)

    米国とロシアの企業による商業地球観測画像。1998年2月18日に打ち上げられ、TK-350(解像度10m)and KVR-1000(解像度2m)の2つのカメラの観測。

  • SPOT

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Satellite Pour l'Observation de la Terre(地球観測衛星(スポット))

    フランスの地球観測衛星。SPOT-1が1986年、SPOT-2が1990年、SPOT-3が1993年、SPOT-4が1998年に打ち上げられた。衛星の直下観測および、 センサの向きを変えて斜めから観測をすることがでるため、特定地域の繰り返し観測の周期を短縮することができる。SPOT-1、2、3はHRV、SPOT-4はHRVの後継機器HRVIRとVGTを搭載している。2002年5月3日に打ち上げられたSPOT-5は、Spot Images社により運営されている。

  • SSM/I

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Special Sensor Microwave Imager(マイクロ波イメージャ)

    DMSP衛星シリーズ(1978年打上げのF-8に始まり、F-10~F-15)に搭載の4周波数・7チャネルのマイクロ波放射計。F-16以降はSSMIS(マイクロ波イメージャサウンダ)に観測が引き継がれた。

  • SSM/T-1

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Special Sensor Microwave Temperature Sounder(マイクロ波気温サウンダ)

    DMSP衛星シリーズ(F-4、F-7~F-14)搭載の50.5~59.4GHz帯に7周波数を持つマイクロ波サウンダ。F-16以降はSSMISに観測が引き継がれた。

  • SSM/T-2

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Special Sensor Microwave Water Vapor Profiler-2(マイクロ波水蒸気サウンダ)

    DMSP衛星シリーズ(F-11~F-12、F-14)搭載の91~183GHz帯に5周波数をもつマイクロ波サウンダ。F-16以降はSSMISに観測が引き継がれた。

  • SSMIS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Special Sensor Microwave Imager Sounder(マイクロ波イメージャサウンダ)

    DMSP衛星シリーズ(F-16~F19)に搭載されたマイクロ波イメージャサウンダ。前身のSSM/ISSM/T-1SSM/T-2の後継となる。

  • SSO

    • 共通専門用語

    【正式名称】Sun-synchronous sub-recurrent orbit(太陽同期準回帰軌道)

    H-太陽同期軌道とは、軌道面と太陽方向の角度が一年を通して一定な軌道のことで、準回帰軌道とは、ある一定日後に同一地点に戻ってくる軌道のことである。みどりII(ADEOS-II)では、10時30分±15分に赤道上空(降交点)を北から南へ通過し、4日後ごとに元の位置に戻る軌道を採用している。

  • SSU

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Stratospheric Sounding Unit(赤外サウンダ)

    NOAA衛星シリーズ搭載の赤外サウンダ。

  • Suomi NPP

    • 地球観測
    • 衛星

    NASAが2011年にNPP (NPOESS Preparatory Project:NASA、IPO、NOAAの気象衛星ミッション)として打ち上げた地球観測衛星を、2012年にSuomi NPPと改名したもの。衛星気象学の父と呼ばれるウィスコンシン大学の気象学者Verner E. Suomi氏の名前に由来する。

  • SuperBird

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】SuperBird(スーパーバード)

    宇宙通信(株)が運用する通信放送衛星。現在SuperBird-A、C、B2、Dがある。SuperBird-DはN-SAT-110とも呼ばれ、JSAT(株)との共同運用。 2004年4月16日にはSuperbird-6が打上げられた。SuperBird-6にはKaバンドの可動ビームが搭載されている。

  • SWOT

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Surface Water and Ocean Topography

    米国NASAとフランスCNESが2021年に打上げを予定している次世代衛星高度計ミッションであり、海域および陸域の水面標高の詳細な時空間分布の計測を目的としている。

  • TANSO-CAI

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Thermal And Near-infrared Sensor for carbon Observation-Cloud and Aerosol Imager

    雲・エアロソルセンサ いぶき(GOSAT)に搭載のセンサ。いぶき2号(GOSAT-2)には、TANSO-FTS-2(温室効果ガス観測センサ2型)が搭載。

  • TANSO-FTS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Thermal And Near-infrared Sensor for carbon Observation- Fourier Transform Spectrometer

    温室効果ガス観測センサ。いぶき(GOSAT)に搭載のセンサ。いぶき2号(GOSAT-2)には、TANSO-CAI-2(雲・エアロソルセンサ2型)が搭載。

  • TCE

    • 測位

    【正式名称】Time Comparing Equipment(高精度時刻比較装置)

    きく8号(ETS-VIII)に搭載した原子時計(原子周波数標準器)と地上の原子時計との時刻比較を高精度に行うために、きく8号(ETS-VIII)に搭載する装置。

  • TCM

    • 共通専門用語

    【正式名称】Tension Control Mechanism(テンションコントロール機構)

    みどりII(ADEOS-II)の伸展マストにより、 展開された太陽電池セルが搭載されているブランケット部を 日照・日陰時の伸展マストと ブランケット部の温度差により生じる寸法差を吸収し且つ一定の張力でブランケット部を 引っ張る機構。伸縮部と張力部とで構成される。

  • TDMA

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Time Division Multiple Access(時分割多元接続)

    ひとつの搬送波に複数の伝送路を確保しようとする場合に使う多元接続(チャンネル分割)の1方式。時間で通信路を分割して通信する方式。周期Tのフレームを定義して、そのフレームをデータバーストと呼ぶ複数の時間スロットに分割する。

  • TDRS

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Tracking and Data Relay Satellite(データ中継衛星)

    米国NASAで打ち上げたデータ中継衛星。1号機は1983年に打ち上げられ、Landsat-4とスペースシャトル(STS-8)の通信中継実施された。 現在国際宇宙ステーション(ISS)やハッブル宇宙望遠鏡のミッションなどの宇宙機の中継局として、TDRS-H、I、Jの3機体制のSバンド、Kuバンド、Kaバンドを利用した先進的なシステムが働いている。

  • TEDA

    • 共通専門用語

    【正式名称】Technical Data Acquisition Equipment(技術データ取得装置)

    宇宙環境による人工衛星の不具合や故障現象との関連を解明するため、人工衛星軌道上の宇宙環境と衛星用部品・材料の劣化等の工学的な技術データを取得する機能を有する装置。 みどりII(ADEOS-II)にも搭載されている。

  • Telstar 14/Estrela do Sul1

    • 衛星
    • 通信

    2004年1月11日に打ち上げられた南米向けの商用通信衛星。南米地上局及び、ボーイング社が進める航空機向けインターネットサービス”Connexion by Boeing”において中南米、北米間の通信を行う。

  • TERRA

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    1999年12月18日打ち上げられた地球観測衛星。ASTERCERESMISRMODISMOPITTの5センサを搭載し大気、陸域、海洋を観測する。

  • Three axis stabilized attitude control system(zero-momentum system)

    • 共通専門用語

    【正式名称】Three axis stabilized attitude control system(zero-momentum system)(三軸姿勢制御方式(ゼロモーメンタム方式))

    衛星のロール、ピッチ、ヨーの3軸各々の姿勢を制御する方式のこと。 ゼロモーメンタム方式は、リアクションホイールを持つ制御系を3軸それぞれに設け、3軸を独立に制御するもので、ホイールは通常ゼロ速度で、 外乱が作用した場合のみ、その速度の正負の方向を変更することにより外乱を吸収する制御方式である。

  • Through repeater

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Through repeater(スルーリピータ)

    衛星上で単純に周波数変換と増幅だけを行う中継機。

  • Thuraya

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Thuraya(スラーヤ)

    インド亜大陸、中央アジア、中東、ヨーロッパ、北・中央アフリカをカバーする衛星携帯電話網を持つ衛星。現在1号、2号が稼動中。

  • TIROS

    • センサー
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Television Infrared Observation Satellite Program

    米国初の気象衛星シリーズ。気象衛星情報システムの開発を目的。NASAにより、1960年に1号機(TIROS-1)、1965年に最後のTIROS-10が打上げられた。1978年打上げのTIROS-N以降は、NOAAのプログラムとなり、NOAA衛星の名称になった。

  • TLM

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Telemetry(テレメトリ)

    衛星からの受信信号。衛星の状態のデータや取得データなどを送るのに使われる。

  • TM

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Thematic Mapper(セマティックマッパー)

    Landsat-4、Landsat-5に搭載されたセンサ。可視、赤外の多バンドを持ち陸域の観測データが中心に得られている。

  • TMI

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】TRMM Microwave Imager(TRMMマイクロ波観測装置)

    TRMM搭載センサ。マイクロ波帯からミリ波帯にかけて5周波/2偏波で地球放射を測定するセンサで、米国が開発。海洋上の降雨強度、同じくTRMMに搭載されているPRVIRSと組み合わせて降雨の垂直構造を表すのに利用される。

  • TOMS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Total Ozone Mapping Spectrometer(オゾン全量分光計)

    Earth Probe、みどり(ADEOS)、 METEOR3、Nimubus7、 TRIANA、 QuikTOMSの搭載センサ。

  • TOPEX

    • 組織・機関

    【正式名称】TOPEX(トペックス)

    フランスの海洋地形学実験計画。

  • TOPEX/Poseidon

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】TOPEX/Poseidon(トペックス/ポセイドン)

    1992年8月10日打ち上げられた米国、フランス共同の地球観測衛星。打ち上げ後長期にわたって運用されており1990年代のエルニーニョ現象解明等に貢献している。

  • TOVS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】TIROS Operational Vertical Sounder(サウンダ)

    NOAA衛星シリーズ搭載の赤外・マイクロ波サウンダのセット(HIRSMSU(または後継のAMSU-A)、SSU(または後継のAMSU-B))。

  • TRIANA

    • 地球観測
    • 衛星

    シャトルミッションにより2002年打ち上げ予定だった。地球の熱収支等の観測ミッションを実施する衛星。

  • TRMM

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Tropical Rainfall Measuring Mission(熱帯降雨観測衛星)

    1997年に打ち上げられた日米合同ミッション。PRTMIVIRSLISCERESを搭載。軌道傾斜角35度の太陽非同期軌道で熱帯・亜熱帯の降雨観測に特化。運用期間延長のため、2001年8月に軌道高度を350kmから402.5kmに変更した。設計寿命の3年2か月を大幅に超え、2015年に運用を完了。後継・発展ミッションであるGPM計画に観測が引き継がれている。

  • TTC

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Telemetry tracking and Control Subsystem(テレメトリ・コマンド系)

  • TWT

    • 共通専門用語

    【正式名称】Traveling Wave Tube(進行波管)

    加速装置の電子を加速する部分のこと。電子が電界をかけられた進行波管を進むことで加・減速する。

  • TX

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Transmitter(送信機)

  • U / C

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Up Converter(アップコンバーダ)

    送信用周波数変換装置。通信装置から入力される中間周波数信号(IF信号)を電波周波数信号(RF信号)に周波数変換する装置。

  • UARS

    • 地球観測
    • 衛星

    【正式名称】Upper Atmosphere Research Satellite(上層大気観測衛星)

    1991年にシャトルから軌道投入された米国の地球観測衛星。ACRIM、CALAES、HALOEHRDIISAMSMLSPEM、 SOLSTICE、SUSIM、WINDIの10センサを搭載している。

  • UQPSK

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Unbalanced QPSK(UQPSK変調)

    ディジタル符号に応じて搬送波の位相を離散的に変化させるディジタル信号の変調方式「PSK方式」のひとつ。

  • USAT

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Ultra Small Aperture Terminal

    VSATよりも更に小型の地球局のこと

  • USGS

    • 組織・機関

    【正式名称】United States Geological Survey(米国地質調査所)

    米国の政府機関。地球観測ミッションにおけるデータ提供なども実施している。

  • USNO

    • 組織・機関

    【正式名称】United States Naval Observatory(米国海軍天文台)

    米国標準時刻などを公式提供している。

  • VCL

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Vegetation Canopy Lidar 

    植生観測用のライダーミッション。打ち上げは未定。

  • VIIRS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Visible/Infrared Imager Radiometer Suite

    Suomi-NPPJPSSシリーズに搭載された中解像度の多波長の光学放射計で、MODISの後継にあたる。

  • VIRS

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Visible Infrared Scanner(可視赤外観測装置)

    TRMM搭載センサで、米国が開発。可視から赤外までの中の5つのスペクトラム帯の放射を測定する。同じくTRMMに搭載されているPRTMIと組み合わせて降雨の垂直構造を表すのに利用される。

  • VLBI

    • センサー
    • 共通専門用語

    【正式名称】Very Long Baseline Interferometry(超長基線電波干渉計)

    互いに遠く離れた電波望遠鏡で、同時に同じ天体電波源を観測することにより、原子時計の時刻の差を正確に求めたり、正確な位置情報を得たりするために利用されます。

  • VMS

    • 共通専門用語

    【正式名称】Visual Monitoring System(視覚モニタ系)

    みどりII(ADEOS-II)搭載装置。みどり(ADEOS)の軌道上不具合を反映しみどりII(ADEOS-II)に搭載される可動物の展開動作や、 定常動作の挙動を監視・検証することを目的として搭載されるCCDカメラシステム。 主にカメラ部(ODV)4台と制御部、投光装置2台から構成され、コマンドにより単発又は連続の撮像及び、再生が可能になっている。 打ち上げ初期段階では、パドルの展開・伸展、IOCSアンテナの展開、AMSRの回転の撮像に使用される。

  • VNSC

    • 組織・機関

    【正式名称】Vietnam National Space Center(ベトナム国家宇宙センター)

  • VSAT

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Very Small Aperture Terminal(超小型地球局)

    親局(地球局)から制御され、通信衛星を介して、親局と子局、子局と子局間通信が可能な小型地球局のこと。1980年代の技術革新により、VSATが登場し、衛星通信ネットワ-ク普及の足がかりが作られた。

  • VTIR

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Visible and Thermal Infrared Radiometer(可視熱赤外放射計)

    MOS-1、1b搭載センサ。

  • WCASP

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】World Climate Application and Services Programme(世界気候利用計画)

    持続可能な発展のための気候情報の利用を促進するためのWCPのプロジェクト。

  • WCDMP

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】World Climate Data and Monitoring Programme(世界気候資料計画)

    WMOのメンバー国に対して、全球気候システムに関する既存の観測システムからもたらされる信頼性の高いデータおよび成果を提供することを目的とするWCPのプロジェクト。

  • WCIRP

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】World Climate Impact Assessment and Response Strategies Programme(世界気候影響調査計画)

    政策立案の際に気候影響への配慮を行い、各国の、自然的・人為的に起こる気候変動の経済・社会的影響に対する警告能力を向上させることを目的とするWCPのプロジェクト。

  • WCP

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】World Climate Program(世界気候計画)

    WMO(世界気象機関)が全体調整を行っている国際研究計画。気候変動に関する信頼できる科学的知見を集積すること、各国の持続可能な発展のための気候情報・知見の適用を援助することおよび1992年のUNCED(国連環境開発会議)において策定されたアジェンダ21の実行を支援することを目的としている。

  • WCRP

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】World Climate Research Program(世界気候研究計画)

    WCPのサブプログラムの1つで、ICSU(国際学術連合会議)およびUNESCO(国連教育科学文化機関)/IOC(政府間海洋学委員会)が協同で推進している研究計画。気候の予測可能性および人間活動の気候に与える影響を評価するために必要な、気候システムおよび気候プロセスの基礎的な科学的理解を発展させることを目的としている。

  • WINDS

    • 衛星
    • 通信

    【正式名称】Wideband InterNetworking engineering test and Demonstration Satellite(超高速インターネット衛星)

    JAXAと国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が共同で開発した衛星(和名 きずな)。最大3.2Gbpsの超高速でデータ通信を行なうことができる超高速インターネット衛星。2019年2月27日運用停止。

  • WindSat

    • センサー
    • 地球観測

    Colioris衛星搭載の多偏波マイクロ波放射計で、1.8m口径のアンテナを持ち、6.8~37.0GHz帯の5周波数・22チャンネルで海上風速・風向を観測する。

  • WISH

    • センサー
    • 地球観測

    【正式名称】Wide-swath and high-resolution optical imager(広域・高分解能光学センサ)

    ALOS-3に搭載されている広域・高分解能光学センサ。ALOS搭載光学センサのPRISM及びAVNIR-2の後継であり、0.8m(パンクロマチック)および3.2m(マルチバンド)の観測を行う。AVNIR-2の青、緑、赤、近赤外バンドに加え、コスタルとレッドエッジを加えた6つのマルチバンド観測波長帯を持つ。

  • WMO

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】World Meteorological Organization(世界気象機関)

    1951年より国連の機関としての運営を開始。気象、水文およびその他の観測所の国際的なネットワーク構築に協力すること、気象情報の迅速な交換を促進すること、気象観測の標準化を促進すること、 一定のフォーマットで観測結果および統計結果を公表すること、航空、海運、水問題、農業およびそのほかの人間活動に対する気象学の応用を推進すること、 水文学の発展を促進すること、気象学における調査および教育を奨励することを目的としている。

  • WorldView

    • 地球観測
    • 衛星

    Maxar Technologies社(旧DigitalGlobe社)の高解像度衛星4機によるコンステレーションで、地上のあらゆるものを高頻度、高精度に撮影可能。

  • WWW

    • 国際協力
    • 地球観測
    • 組織・機関

    【正式名称】World Weather Watch(世界気象監視計画)

    グローバルな気象観測・データ収集を行う最初の計画として、WMO(世界気象機関)により1963年に開始された。 全世界の即時的気象関連情報を提供することおよび、これらに関する世界中からの情報についてデジタル化されたデータセットを集積することを目的としている。

  • X-SAR

    • センサー
    • 地球観測

    ドイツのXバンド合成開口レーダ。

  • π/4QPSK

    • 共通専門用語
    • 通信

    【正式名称】Pai-fourth Quadrature Phase Shift Keying(π/4QPSK)

    デジタル信号をアナログ信号に変換する変調方式の一つで、急激な位相変化を避けるための変調方式。

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